
夜の闇を好む彼は、愛を与えることを知らない。ただ奪い、吸い、女たちの心を自分の価値の証として積み上げる――卑しく、美しく、どうしようもない“テイカー”。それでも私は、その欠落に惹かれ、彼の弱さへ静かに身を沈めてしまう。愛ではなく依存、救いではなく堕落。甘い腐敗の匂いだけが、ふたりをつないでいる。
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