
この1ヶ月半、家族や研究室の仲間たちとの人間関係に、もまれもまれたしーちゃん
大切な関係は変わらず大切なままに、これまで自分以外に費やしてきた時間やエネルギーを、自分のために使える「力」を身につけたようで、自分への「こだわり」を楽しめるように
#20の博士としーちゃんの対話の中に、目的を明確化する、やることを意識する、自分を後回しにするなどのワードが出てきます
こんな、日常的に口にしているかもしれない言葉のどれもが、自分に何かを背負わせるという選択肢かもしれないとしたら
自分の人生とはいえ、自分に背負わせるって、なんとなく気が重くなる感じがしませんか?
自分を投げ出すとか放置するとか自分に無責任になるとか、そんな意味合いではなく、自分に背負わせずとも、自分が自分に経験させたいことをさせられる方法(生き方)があるとしたら、関心ありますか?
今回も、「言葉」があなたの日々の居心地を高めるサポートとなれますことを願い、この配信を送ります
●作品紹介文について
私は言葉を自分のために使って向き合うことは、「水」に似ていると思いました。そこから、今回は「夜の川の水目線」の絵を描きました。
水は、人間にとって欠かせない大切な存在です。そして、いつも姿を変えて、私たちの前に現れます。
時には、飲み水として。別の日には、雨として。出会い方は違えど、きっと前に出会った水と同じ水もいるはずです。
川の水はとどまることなく、常に動き続けるように、私もずっと止まり続けることなく変化しています。いろんな方と関わるのだから、変化は怖いものではなく起きていくもので。でも、たまに知らないうちに望まないところへ行ってしまう自分もいて。たとえ戻ってきたとしても、完全に前と同じ自分であることはなくて。
そうやって、水のように、ぐるぐると形を変えながら、いろんな場所を巡っていくことが生きていることなんだと考えました。
そのような事を考えながらも背景に夜を選択したのは、自分が次どんな形になるのか、また自分に戻ってこられるのか。という不安な気持ちが反映されたからだと思います。
でも、第20回目の収録の冒頭で博士が話した言葉を聞き返し、「自分がぶれてしまっても、何度でもこの場所に立ち返ったらいいんだ!」と思えました。
この世にあるすべてのものは、形や組み合わせを変えながら、「出会い」と「別れる」を繰り返していると感じます。
私もその一部であり、また新しいカタチへと変わっていくんだろうと思います。
どんな自分も自分であり、ずっと同じ自分ではいられないかもしれないけれど、川の水が南極の氷になることを憧れてもいいように、私もいろんな世界を巡りながら、なんとなくいいなって思える自分にたくさん出会いたいです。
※ちなみにですが、モチーフとなったこの橋は、博士とドライブに行った時に撮った写真を参考にして描きました!