
そなえ株式会社(以下そなえ社)は、岡山大学発医療ITベンチャー企業として2020年に設立された。きっかけはその数年前、当時岡大産婦人科助教だった牧尉太医師が、あるシステムを開発、そなえ社はその運用を担う目的でスタートしている。そのシステムとは、妊産婦緊急搬送補助システム=アイピクスのこと。産科・分娩施設と、受け手である高次医療機関、そして消防たいを結ぶ。産科・分娩施設で、専用シートに記入したものをスマホで撮影、搬送先の病院に送るシンプルなもの。2019年には、この日本初のシステムが岡山県下のすべての分娩施設に導入された。その後のアイピクスの運命と、そこから新たに生まれたそなえ社の事業について森部長にインタビュー。