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氷砂糖のおみやげ
夜学バー(東京・湯島)
77 episodes
5 days ago
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。」 「でも氷砂糖は、おいしくて、すてき。」 「でもとりすぎには要注意。」 「このポッドキャストは、生まれてこのかた氷砂糖を手放したことのない二人が、ちいさい気持ちでたくさんのことを考えてみる放送です。」 東京・湯島に実在するお店「夜学バー」から、店主の尾崎昂臣(通称:ジャッキーさん)と、お客さんのぷにょがいつも通りお話をしています。 毎週月曜日15時に配信。数日続けて配信されることもあります。
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「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。」 「でも氷砂糖は、おいしくて、すてき。」 「でもとりすぎには要注意。」 「このポッドキャストは、生まれてこのかた氷砂糖を手放したことのない二人が、ちいさい気持ちでたくさんのことを考えてみる放送です。」 東京・湯島に実在するお店「夜学バー」から、店主の尾崎昂臣(通称:ジャッキーさん)と、お客さんのぷにょがいつも通りお話をしています。 毎週月曜日15時に配信。数日続けて配信されることもあります。
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#072 世代・年齢・時間③ ピーター・パンにならないために/すべてを引き連れて年をとっていく
氷砂糖のおみやげ
43 minutes 38 seconds
1 year ago
#072 世代・年齢・時間③ ピーター・パンにならないために/すべてを引き連れて年をとっていく

【目次】

○「ピーター・パン」とジャッキーさんの関わり

・ジャッキーさんの歴史 小4で「陰キャ」から覚醒し、小5でピーター・パンを演じる

・「このままでは地位が低いままなので、明るい人間になろう」

・自認が9歳なのは、「覚醒前の状態」がベースだから

・「服」ができたのが17歳くらい

・覚醒後、1年で学芸会の主役、2年で小学校のスターに

・演じることによってピーターがインストールされてしまった(たぶん11歳になる誕生日の前後)←本編では10歳と言ってしまっております

・小説版の『ピーター・アンド・ウェンディ』が好き。おすすめは偕成社文庫の芹生一訳

・卒論もこの作品で書きました


○ピーター・パンという概念について

・ウェンディは大人になるが、ピーターは大人にならない

・おばあちゃんの代からずっと「いる」存在

・自分はそういうふうなのかな、と思うこともある みんなから「卒業」されていく存在かと思った時期もある

・でもジャッキーさんは成長する「人間」なので、そうではない

・「子供の時にだけあなたに訪れる」は好きじゃない

・『雪渡り』は好きなのだが

・「小さいころは神様がいて」も同じ?

・「大人になっても奇蹟は起こるよ」→じゃあいい歌だね

・「あの曲のこざかしいところは」「小さい時の気持ちを人質にとって」

・夜学バーに来たらもっとひどいことがたくさん聞ける(かも)

・「大人になったら忘れてしまうよね」は嫌いなのだ

・大人になっ「ても」というところに引っかかってしまう

・今、素敵な気持ちを持ってくださいって僕は思うんです!(誰に言ってんだろうね)

・傲慢で不親切なジャッキーさん

・年をとるピーターでいたい

・小沢健二さんも「僕は年をとるので」と言っていた(邪悪は年をとらない)

「本当に誕生するのはパパとママのほうで 少年と少女の存在はベイビーたちが続けていくよ」(小沢健二『涙は透明な血なのか?(サメが来ないうちに』)

・邪悪は若い女の人の肉体に宿る

・少年と少女という概念はベイビーたちが引き継いでいく

・「出番を終えた若い詩人たちがリハーサルを終えて出てくる」

・ピーター・パンという概念は続いていく

・年をとりながらも、その概念の片棒は担ぎたい

・年をとりたくない、とかアンチエイジングに命かけるということではなく、ともあれニコニコしていたい

・自分がピーター・パンでしかないならば、「再会」ができない


○『ピーター・パンとウェンディ』について

・ピーターが大人にならないから好き、というわけでは全くない

・ともかく面白い、とりわけ序盤の語り口がすさまじい

・ぷにょさんも言葉づかいや言い回しに感動した

・「こんな言葉浴びたことない」

・なんとなくショタコンになった気はするけど

・ピーターパンという存在に憧れたわけではない

・大人になりたくないと思ったこともたぶんない

・一度出会った友達と二度と会えないのはイヤだ

・ピーターは、概念としての子供たちと遊んでいるだけで、同じ子供と遊ぶことはない(あったとしても忘れている)

・ピーター・パンになるのは寂しい さよならだけの人生

・再会できる人間になりたい

・ウェンディと遊べないのは耐えられない

・ジャッキーさんの元同僚たちの話……

・新鮮さを求めているようで、同じものを享受しているだけ


○ピーター・パンにならないために

・「再会」を前提に人と付き合っていたい

・そのためにはピーター・パンになってはいけない

・ピーター型だと誤解されがちな人間 ジャッキーさんも、小沢健二さんも?

・「過ぎたことにしない」という姿勢

・うしろを振り返らないで、前ばかりを見ていると

・見える角度が広がっていく

・おばあさんにも見えるし、少女にも見えるような人

・すべてを引き連れて年をとっていく

・きれいにたたんでたんすにしまう

・同時に取り出せる

・ジャッキーさんの好きな老婆

・金沢の「純喫茶ローレンス」

・わたしは年老いた森の小りす

・「年老いた」と「小りす」は同時にありうる!

・都会だけど森の小りす、というのもとてもいい

・その極致は楳図かずお先生 存在自体が芸術であり神的なもの

・生きているだけで意味がある

・筆を折ってからのこと


○剣の達人は剣を持たない

・その道を究めると、それが要らなくなる

・もはや描く必要すらない

・丸腰なんだけど誰にでも勝てちゃう感じ

・夜学バーにて、あるお客さん「水しか飲めないけどいいですか」

・飲食店なのに飲食物を出さずに成立してしまう……!

・夜学バーの「自習」という制度(?)も、飲食店なのに飲食物を出さないで成立させてしまおうという目論見なのであります

・最終的には何も出さないお店にしたい(楳図かずお状態!)

・あくまで飲食というのは手段でしかない(目的化したものが普通の飲食店)

・店を究めると商品は要らなくなる

・店の本質は商品にはないのかもしれない……

・ネット通販やUber等があるのに

・商品で勝負するのはジャッキーさんには向いていないし、これからの時代はそっちではないのではないかと思う

・水だけを飲んで、まとまったお金を払っていってくださる方

・北海道の幌別にあった「悦」という喫茶店の凄さ ママは何もせずコーヒーも出ないのだが、店として成立していた

・ちなみに「純喫茶ヒッピー」さんのことです

・「あること」「いること」がすなわち価値となる

・それは儀式のようなもの


○「世代」について語ろうと思っていたが

・ともかく「時間」というものについて話したいのだ

・例の、ピカソが絵を描くのにかかった時間のこと

・過ごしてきた人生の時間が重なり合う

・何も飲み食いしなくても「夜学バーっぽさ」は損なわれない

・そこが伝わってるってことが嬉しい

・自由さとか幅をもたせる


○次回予告

・もうちっとだけ続くんじゃ

氷砂糖のおみやげ
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。」 「でも氷砂糖は、おいしくて、すてき。」 「でもとりすぎには要注意。」 「このポッドキャストは、生まれてこのかた氷砂糖を手放したことのない二人が、ちいさい気持ちでたくさんのことを考えてみる放送です。」 東京・湯島に実在するお店「夜学バー」から、店主の尾崎昂臣(通称:ジャッキーさん)と、お客さんのぷにょがいつも通りお話をしています。 毎週月曜日15時に配信。数日続けて配信されることもあります。