若山牧水が、お酒について「短歌をどんどん並べていくが、途中でちょっと普通に喋る」という、ちょっと変わった形式の作品です。初っ端から「それほどに うまきかとひとの問ひたらば 何と答へむ この酒の味」から始まり、お菓子や水とは違った味わいについて論じ始めます。お酒はどんな味の飲み物なのか、人間関係とお酒、洋酒と日本酒の比較、お酒は体に悪いのか……といったことを、全て短歌で表現していくのは、とても見事です!そして、例に漏れず牧水も、「結構お酒を飲んでいるんだね」ということがわかってまいります。
本編:約13分
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劇団ののが独自に作成した朗読テキストです。すべての漢字にふりがながついていますので、漢字が苦手な方にもおすすめです。
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◆出演
田島裕人
◆トーク
梅田拓田島裕人
トークトピック
* エコーかけたくなるボイス
* 病気になっても酒を讃美!
* あやふや関連本紹介(他メンバーからの推薦のため曖昧です。下にリンクを貼っておきます)
* たじめん・うめだの独り酒スタイル
* お気に入りの「讃」は
* 独り酒のお供におすすめ?です
あわせて読みたい本
俳優・堺雅人さんと、若山牧水記念文学館館長で歌人・伊藤一彦さんの対談本(栗田ばね推薦)
伊藤一彦、堺雅人『ぼく、牧水!』(KADOKAWA)
若き日の牧水の恋を歌人・俵万智が追う。衝撃的な展開に歌が心に沁みる本(スズキヨシコ推薦)
俵万智『牧水の恋』(文藝春秋)
◆楽曲をお借りしました
Night on the Docks – Sax Kevin MacLeod (
incompetech.com)Licensed under Creative Commons: By Attribution 3.0 Licensehttp://creativecommons.org/licenses/by/3.0/
■ 製作:劇団のの(のあ のえる, スズキ ヨシコ, 加藤 綾音)■ テーマ音楽:鈴木 悟■ メインビジュアル:スズキヨシコ
*作品本文は著作権保護期間を過ぎたものです。朗読しやすいように行間やふりがな等を編集をしております。*劇団ののでは、作品を通して感じ考えることを大切にしています。アフタートーク等における読みとり方・見解は、私達がこの作品の朗読を通して感じたことの一部で、あくまでも多様な見方の中の1つの見方です。みなさんもテキストや音源を通して作品に触れる中で、自由に感じ考える機会を大切にしていただけたら嬉しいです。感想・リクエストは、メールまたはフォームからどうぞ!
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