第1章 自分を知る旅⑤|YOUR VOICE, YOUR JOURNEY:傷が武器になる Ep.84
自分にやさしくするラジオ
第1章 自分を知る旅⑤|YOUR VOICE, YOUR JOURNEY:傷が武器になる Ep.84
最近、自分について大きな気づきがありました。
私はPTSDがあって、乖離症状が強く出るタイプです。トリガーは、理不尽な暴力。何かが起きたとき、感情というよりも自律神経系が反応して、スイッチが切れたみたいに眠り込んでしまったりします。自分の意思とは関係なく、身体が「もう無理」と言っているような感覚です。
それがただの反応で終わらないように、その“間”に少しでもスペースを持てないかと考えるようになりました。熱くて布団を蹴るような、条件反射みたいな身体の動き。でもその直前、ほんのわずかに生まれる“気配”のようなものが、私にとってすごく大事な手がかりになっています。
自分の反応パターンを見ていく中で、私は“理不尽な怒り”や“暴力的な気配”に対して、異常なほど敏感だと気づきました。特に、「みんなのため」と言いながら実は自分の利益を優先している人や、「〜すべき」を多用して、主語をあえてぼかすような人に強く反応します。それって、言葉の選び方に隠れた心理構造の表れで、過去の体験と深くつながっているような気がしています。
今は、自分の反応や傾向を仮説にして、臨床の文献を読んだり、知り合いの医師に話を聞いたりしながら、静かに検証しているところです。
“自分を知る旅”という言葉は曖昧だけど、その中に身を置いてみると、自分が変化していること、自分の困りごとが研究対象になっていくことに、ちょっと面白さすら感じています。
私は、傷をただ治すんじゃなくて、傷そのものを観察していくことが、いつか武器になるかもしれないと思っています。
そんな旅の途中で、あなたと出会えたらうれしいです。
【タイムスタンプ】
00:01 愛と恐れの選択
00:34 プログラム紹介
01:46 自己理解とPTSD
04:02 過去の経験に基づく強い反応と恐怖感
06:01 人間関係における違和感と他者への優先順位
07:01 自己優先がベースとなる言動とその心理学的側面
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