「浪枕浮名高橋」は、強盗殺人などの犯罪を重ね、明治12年に死刑になった明治の毒婦、高橋お伝を題材にしたもので、お伝が夫浪之助を毒殺するシーンを、仮名垣魯文作詞、五世富士松加賀太夫作曲で新内に仕立てられました。
参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版