なぜか最近は晩酌時に「木村さーーん!」を見るのがルーティン化。頂き物のきんぴらゴボウの美味しさに舌鼓を打ちながら、やっぱり自分も料理上手くなりたいなって思ったりもする金曜の板倉です、こんにちは。
「1%の情熱ものがたり」前回に引き続き、93人目のインタビュー。奈良県橿原市出身。明るく活発な子供時代を経て、思春期と呼ばれる時期には80年代のアメリカ文化に強い憧れを抱くように。マドンナやマイケル・ジャクソンに熱狂した日々が、結果的に彼の人生のコンパスになっていたのかもしれません。一度は銀行に就職するも、アメリカへの夢を諦めきれず、回り道をしながらも31歳で渡米を決意。当初目指していた道とは違う「写真」の世界で、その魅力にハマっていくことに。人生とは面白いもので、時に回り道ややむを得ずした選択がその人を本当に輝ける場所へと導いてくれるんですね。そして、趣味は仕事となり、憧れの地ロサンゼルスでウェディングフォトグラファーとして活躍。ただ写真を撮るだけでなくお客さんとの繋がりを何よりも大切に、手触り感のある「紙のフォトブック」を贈ることにこだわる姿勢から、彼の純粋で温かい人柄が伝わってきます。「いつか故郷の奈良で、外国人観光客のガイドをしたい」という夢もきっと叶えて楽しそうにしている姿が目に浮かびます。そんな手抜きのない仕事人・竹部さんの、夢を“思い続ける”ことの大切さを教えてくれる情熱ものがたり。
プロフェッショナリズムって色々あると思うけど、技術的なことや精神的な面も含め一貫してお客さん目線で考えていらっしゃることに感動。ぜひ皆さんにも竹部さんのウェブサイトの「お客様の声」に目を通してみて欲しいです。
それでは、お楽しみください!
▼Show Notes : Vol.371
・お客さんからの感謝や嬉しいコメント・フォトブックが届いた時は特に・自分が良いと思う写真とお客さんが良いと思う写真・謙虚にならなきゃという気持ち・感性を出すことで「らしさ」が出る・今まで数百組の撮影経験・自分では撮れない領域の写真がある・ポージングを指導して自然体を作る・次のショットを考えるのが難しい・被写体とのコミュニケーションも大事・アメリカではみんな祝福の声をかけてくれる・気持ちが上がる環境・哲学って難しい・人との繋がり・純粋さ・一回きりではなく続くお付き合い・ビジネスではなく人間としてのお付き合い・自分の良さを表現する難しさ・大学時代はとても大きく影響された・ある程度自分で出来ると思った・目指した大学に受かったこと・立ち上げた演劇サークルでの活動・アメリカに行ったらマドンナに会えると思った・自分の可能性を信じられる・やらない後悔よりやった後悔・不安はあるけど精神的に凹むことはあまりない・喜んでもらえることがモチベーション・もう少し気が使えればと反省はある・瞬きと同時に撮影してしまう場合・不安は準備で解消できる・アメリカ移住を決断したこと
収録場所:ロサンゼルス
リアルアメリカ情報 / アメスポ (:02〜)・ハロウィン!日本とアメリカの違い
*1〜2時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、4回にわたり配信しています。(アメリカ時間で毎週金曜)
▼Interviewee Profile
竹部茂教 / Shigeyoshi Takebeフォトグラファー
https://www.shigie.comYoutube Channel
奈良県生まれ。中学・高校時代に80年代アメリカ文化に魅了され、高校卒業後は、外国好きが高じて東京外国語大学へ進学。在学中は、同級生らと旗揚げした劇団での活動に没頭。就職を機にかねてから興味があったカメラを独学で始める。2002年、写真を本格的に学ぶため南カリフォルニアのオレンジコースト・カレッジ写真学科に留学。卒業後は在米日系雑誌社で編集記者およびカメラマンとして幅広いジャンルを撮影、経験を積んだ後に編集長を務める。その傍ら、米系ウェディング写真スタジオでフリーランスのカメラマンとして活動。アメリカンスタイルの撮影技術を実践的に学ぶ。2013年のアメリカ永住権取得を機に独立。以来、ロサンゼルスを拠点とするウェディングカメラマンとして活動中。2018年からは東京、大阪でロサンゼルス前撮り相談会を開催。これまで数多くの日本人カップルを撮影し、幸せ溢れる瞬間を切り取った写真でたくさんの笑顔と感謝の言葉、好評を得る。コロナ禍に始めたYoutube Channelも、ロサンゼルス観光客を中心に人気を博し継続運営中。