
昔々、ある村にしょうたろうという元気な1歳の赤ちゃんがいました。しょうたろうはいちごが大好きで、アンパンマンを見るとニコニコ笑って、どうぶつえんに連れて行ってもらうのが楽しみでした。
ある日、しょうたろうはお昼寝から目覚めると、見たこともない不思議な森の中にいました。パタパタと翼をはばたかせる小鳥たちや、モコモコと毛がふわふわなウサギたちが、しょうたろうの周りで遊んでいました。
しょうたろうは森を進むと、大きないちごの木を見つけました。いちごがいっぱい!しょうたろうは「わぁー!うれしい!」と言いました。すると、そこにアンパンマンが現れました。
「しょうたろうくん、困っている動物たちがいるんだ。どうぶつえんに帰る前に、みんなを助けてくれるかな?」とアンパンマンは言いました。しょうたろうは元気よく「うん!」と答えました。
一緒に森を進むと、カサカサと音を立てる葉っぱの下に、コアラがいました。コアラは悲しそうに「のどがかわいて、お水が飲みたい」と言いました。しょうたろうは、大きないちごをコアラにあげました。コアラはいちごの水分で喉が潤い、「ありがとう!」と感謝しました。
次に、ガオガオと鳴くライオンがいました。ライオンは「お腹がすいて、おやつが食べたい」と言いました。しょうたろうはアンパンマンの顔からパンをちぎり、ライオンにあげました。ライオンはおいしそうにパクパク食べて、「ありがとう!」と笑顔で言いました。
その後、ピョンピョン跳ねるカンガルーがいました。カンガルーは「赤ちゃんカンガルーがどこかに行ってしまって、見つけられない」と泣いていました。しょうたろうとアンパンマンは一生懸命に赤ちゃんカンガルーを探しました。ヒョイヒョイと枝をかき分けると、赤ちゃんカンガルーが見つかりました。カンガルーは「ありがとう!」と喜んでいました。
森を抜けると、ついにどうぶつえんに到着しました。しょうたろうはみんなに「バイバイ!」と手を振りました。その後、しょうたろうは目を覚まし、お昼寝から戻ったことに気付きました。不思議な夢を見たんだと思いましたが、しょうたろうはその日からもっといちごやアンパンマン、どうぶつえんが大好きになりました。
おしまい