
月日の話
著者:坂口 安吾 読み手:吉江 美也子 時間:3分2秒
歳末にコヨミをもらってページをくりつゝ新しい年を考える。
今月の歴史というところを読むと、異様な気がするのである。このことは一般の人々は気付かないことで、それが普通なのだが、小説家、特に歴史小説を書いている私などから見ると、大変奇妙に思われることが多い。
たとえば、義士の討入はころは元禄十四年極月(十二月)十四日とナニワ節にうたわれていることはたれも知る通りである・・・
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