
「朝日新聞ポッドキャスト(通称:朝ポキ)」の神田大介さんとのコラボ収録も最終回となりました。
5回目のテーマは「メディアの実名報道」。
人気ポッドキャストのMCで、海外特派員の経験もある神田さんが、記者としての本音や問題意識を話してくれました。
【番組内容】
印象に残った神田さんの話/自分はちっぽけな存在という世界観/いつ死んでもいい/弁護士が疑問視する実名報道/なぜ実名なのか?/逮捕報道は名誉回復の機会がない/今の時代、実名のダメージが重すぎる/朝日新聞は最近、被疑者名を伏せるケースも/袴田さん事件では各社が犯人視報道/ネット社会で晒しが定着した/ネット私刑はマスコミの真似/名前や住所の考えが昔からかなり変わった/前例踏襲が一番ダメ/公の情報に乗る報道の仕方が根源か?/実名報道は起訴後でいいのでは?/被害者取材では実名出すな!の圧力が強くなっている/遺族はどこまでが遺族なのか?/事件の取材と実名を出すことは切り分けて考えるべき/実名が分からないと取材が難しい/実名報道には段階がある/メディアが説明しないことで警察発表も狭まる恐れ/記者勉強会で小倉さんが抱いた疑問/海外の取材では名前を出す人が多い/アメリカで射殺された神田さんの同級生/日本の捜査機関は思考回路を切っていないか?/生きた証を残すことがなぜ嫌なのか/遺族は亡くなった本人を代弁できるのか?/量刑に被害者・遺族の感情はどれほど反映されるか/制裁としての実名報道を求める声も/入社試験で朝日新聞本社に来た思い出/社によって異なる旅費交通費で感じた差
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【出演者】
・神田大介/朝日新聞ポッドキャスト・チーフパーソナリティ(https://digital.asahi.com/reporter-bio/2c27915cc12a00dd95de687d6136025f19cd81b03fe48df417f6b92d05fb7148)
・一宮俊介/記者(https://www.bengo4.com/topics/author/23/)
・小倉匡洋/弁護士・記者(https://www.bengo4.com/topics/author/25/)