
冗談シリーズ第2弾。
(第1弾はこちら)
今回は、「やるべきことがあるのに、やる気がでない」という、人間普遍の悩みについて、マルクス・アウレリウス帝とお話しました。
陛下は寛大にも、お考えを語ってくださいました。
陛下、ご多忙のおり、貴重なお時間をありがとうございました。
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未完了は、僕らのエネルギーを下げにきます。
終わらせる。それは、ひとつのモヤモヤを消し去るだけではなく、次にむかうためのエネルギーまでわいてくるという、実は一石二鳥の行為。
ですが、終わらせると、さらに良いことがあると、マルクス帝はおっしゃいます。
それは、「髪」をつかめる状態でいられるということです。
セネカやエピクテトスら、ストア派の哲人たちが説いた「機会を逃すな」という教えを、少し冗談まじりに陛下と語ってみました。
こちらのエピソードは、もう完全にフィクションなのですが、
マルクス・アウレリウス帝の『自省録』では、
「終わらせるべきことを終わらせ、次にそなえること」、
「時間を有効に使うこと」、
「優先順位を正しくつけること」
の大切さが、繰り返し説かれています。
陛下からご覧になれば、
「やるべきことがはっきりしているのにやらない」、というのは、
たぶん、ありえないことなのかもしれない、と想像しました。
お手紙や対談のご提案は、いつでもお待ちしています。
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