
🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nb4c803ba4f6b
コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。
今日は#120、コミュニティの『隠れた価値創造』~運営力がもたらす3段階底上げシステム~をお話します。
【結論】 見えない運営こそ、コミュニティの価値を何倍にも増幅させるOSなんです。3段階底上げシステムで、無形の運営能力を体感価値に変換することができます。
【理由その1:運営力は時間の経過で影響が増す】 私もこれまでにいくつものコミュニティに参加してきました。すると感じることがあるんです。「コンテンツの内容は素晴らしいけど、違和感がある」とか「コミュニティのメニューはよくあるけど、居心地が良い」とか。これらの心の声の裏には、必ず見えない設計が存在しています。誰もが安心して話せる空気のつくり方、静かな人にも光が当たる導線のつくり方、トラブルが起きにくい予防構造、居心地の良さを保つ温度管理。こうした働きは、ほとんど気づかれません。むしろ、気づかれないほど自然であることが良い運営の証でもあります。でも、表舞台が素晴らしくても裏舞台の運営がうまく機能していないと、残念ながら価値が下がります。しかも運営力というのは時間の経過でじわじわ影響を増してくるんですね。
【理由その2:社会のインフラと同じ存在】 例えば、社会の安全やインフラを守る系のみなさんは、普段は存在が見えにくいですが、何かあったときは本当に助かる存在ですよね。コミュニティの運営ってそんなイメージなのではないでしょうか?私自身が長くコミュニティを運営しているので、裏舞台の肩を持つのは大目にみて欲しいですが、確実にコミュニティの価値に影響を及ぼします。
【理由その3:3段階で価値を底上げできる】 この見えない運営力を3つの段階で表現できます。第1段階は見えない安心のセーフティネット。心理的安全基地の構築による潜在価値創造です。第2段階は見えない体験のデザイン。偶然に見える出会いの意図的演出技術で、舞台照明係として静かな人に光を当てる巧みさです。第3段階は見えない成長のエンジン。単なるサポーターから成長パートナーへの進化で、運営をコストからメンバーの未来への投資に転換するんです。
では、具体的にどうすればいいか。3つのアクションをお伝えしますね。
【アクション1:目を配り、気を配り、声をかける】 第1段階のセーフティネットを作るには、シンプルにいうと「誰も見てなくても聞いてなくても、私は読んでいます、聞いています」というコミュニティマネージャーの態度です。いてくれて安心、いないと落ち着かない存在になるには、心理的距離感なんです。私がよく使っている「目を配り、気を配り、声をかける」。少し離れた場所から、見てますよ〜🎵これがセーフティネットです。
【アクション2:見逃さない観察を続ける】 第2段階の体験デザインのために、シンプルにいうと見逃さないことです。メンバーの静かなサインや、目立つメンバー以外の変化にも気づくためには、やはりデータも含めコミュニティ全体の観察が必要です。見えないようコミュニティを支えるには、精神論に聞こえるでしょうが、コミュニティマネージャーの想い、愛ですよね。
【アクション3:3Firstから始めて成長パートナーになる】 第3段階の成長エンジンです。ここが事務手続きだけではない、コミュニティマネージャーの真価です。関係性ができているなら、提案やフィードバックできる存在になれます。まだそこまでは…と思っているかたでも、何かしらおすすめを伝えてみてください。そのおすすめ具合が、お相手にとって適切なら、グッと信頼してもらえます!「まだおすすめするほどの段階ではない」場合は、3Firstでしたよね?まずは3回相手の役に立つことから始めましょう。
今日は以上です。頑張るあなたを応援しています!
最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コメントにご質問も待ってますね、さかい美佐でした。