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コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#154 コミュニティの『シグナル・エンゲージメント学』〜細胞間シグナル伝達に学ぶ!メンバー間の情報交換を促進するコミュニティ設計〜 をお話します。前回は、オートファジーに学ぶ「引いて軽くする」 コミュニティ運営について書きました。 不要になったルールや習慣を手放し、内部をデトックスすることで、 コミュニティは自然と若返っていく──そんなお話でした。では、空いたそのスペースに、次は何を流せばいいのでしょうか。多くのコミュニティで、今も中心にあるのは「お知らせ」です。 運営からの告知、まとめ投稿、FAQ。 けれど、それだけではどこか一方通行で、 「知っている人は知っている」「詳しい人が埋もれてしまう」 そんな状態が起きがちです。実はここにも、私たちの体がヒントをくれています。 それが、細胞間シグナル伝達。体の中では、司令塔がすべてを指示しているわけではありません。 必要なときに、必要な細胞同士が、 ちょうどいい距離感で情報をやりとりしているのです。今日はこの仕組みをコミュニティに応用した シグナル・エンゲージメント学について書いていきます。運営が「放送する場」から、 メンバー同士が自然につながる「神経回路」へ。 そんな情報の流れを設計するお話です。結論を言うと、 運営側のお知らせだけでは つながりは全く生まれない。理由は3つあります。【理由その1:頑張れば頑張るほどつながりは生まれないから】ここで少し、日常のコミュニティ風景を思い浮かべてみてください。・運営がまとめた有益な投稿 ・丁寧に書かれたノウハウ ・一生懸命作ったお知らせ──にもかかわらず、 反応は少ない。 会話は広がらない。 結局、運営がまた説明する。このコミュニティマネージャーが 頑張れば頑張るほど、なんだか静かになっていく。 なぜだと思いますか?これは、情報の「質」の問題ではありません。 情報には種類があり、それぞれの流れ方に違いがあります。コミュニティの中では、 「全体に向けた正解の発信」よりも、 「今この人に必要な一言」が届いたときに、 はじめて学びと会話が動き出します。具体的に書くと、 『みなさーん、こんなイベントがあるから来てね』ではなく 『○○でお困りのかた限定なんですけど……』のほうが動きます。お知らせとお誘いよりも、 必要なことだけを、 良きタイミングで届ける。 するとその内容がまた伝染していくという流れです。【理由その2:細胞間シグナル伝達は必要な細胞に必要な情報を届けるから】実は私たちの体の中では、 この仕組みが24時間、完璧に機能しています。それが、細胞間シグナル伝達。必要な細胞にだけ、 必要な情報が、 必要なタイミングで届く。この構造をそのままコミュニティに持ち込むと、 運営が頑張らなくても、 メンバー同士で知識が巡り始めます。従来のアプローチは、 運営者が「放送局」として全体に一方的に情報発信していました。新しいパラダイムは、 運営者が「神経回路設計者」としてメンバー同士の自然な情報交換を促進します。シグナル・エンゲージメントは、 内分泌・傍分泌・シナプス伝達の3層構造で コミュニティの情報神経系を構築する技術です。運営が話すのをやめた瞬間に、 コミュニティが動き出す。 そんな設計です。【理由その3:情報には3つの種類があり設計が必要だから】まず覚えていただきたいのが、情報にも種類があるということ。 コミュニティだと、ぱっと思いつくものでは このような3種類があります。 ・運営からメンバーへのお知らせとお誘い ・メンバーから全体への発言 ・メンバー同士の発言あなたのコミュニティでは それぞれの情報はどのくらいですか? 運営→メンバー 60% メンバー→全体 10% メンバー同士 30%これは計測していませんので肌感覚ですが 前職の経営者コミュニティでは このようなイメージでした。よく回っているコミュニティだと思っていても 正直に考えるとこのくらいです。では運営からメンバーの情報がほとんど…… 実はこれ、一番多いパターンだと思います。 そのままだと、単なるお知らせ係になってしまいます。そこで!情報にバリエーションを持たせて メンバーのモチベーションを掘り起こそうという話なんですね。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:内分泌型(ホルモン)で全体お知らせ・重要アナウンスを届ける】これは従来型の情報伝達です。 全体お知らせや重要アナウンスです。これは必要なので、引き続き行います。 ただし、これだけにならないように注意します。【アクション2:傍分泌型(パラクライン)で専門家への自動通知システムを構築する】専門分野でのキーワード検知による 専門家への自動通知システムを作ります。メンバーをそれぞれの専門家として扱い、 意見を伺う仕組みです。以前にも書きましたが、 部活というオンライン交流会で 健康部会を開いていました。 それが近いかもしれません。簡単に説明すると…… 健康に悩みがある人がチャットで悩み事を書きます。 すると専門性のあるメンバーが それぞれの意見をチャットに書く。決して他の批判はしない。 それぞれのアドバイスが コミュニティ内の知恵としてストックされます。ある時は相談役、 ある時は専門家なんて、 立場が変わることで、その人となりも伝わりやすいですよね。【アクション3:シナプス型(神経伝達)で1対1の深い対話を促進する】1対1の深い対話・メンタリング・ 質問者と回答者の自動マッチングを行います。表面的な会話ではなく、 メンバー同士の深い話し合いを啓発します。たしかにこれだと、運営側・参加者という 分け方ではありません。 よりメンバー同士にフォーカスが当たるなぁと 興味を持ちました。コミュニティ=みんなの前で交流するというイメージですが、 希望者は1:1で深い話し合いをしたって良いわけですよね。 それを望んでいるかたもいるでしょう。人は「教えられる」より「自然に学び合う」環境で最も成長します。 専門知識を持つメンバーが「先生役」として活躍する機会を自動創出することで、 コミュニティ全体の知的レベルが相互作用的に向上していきます。今日は以上です。頑張るあなたを応援しています!最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。さかい美佐でした。