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コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。
#158 コミュニティの『メタ認知・エンゲージメント学』〜客観視で2倍成長!運営者の思い込みを破るコミュニティ設計術〜 をお話します。
「数値は見ている。改善もしている。でも、なぜか思ったほど成果につながらない」。そのとき、多くの運営者は「施策が悪いのかな」「ツールが合っていないのかな」と、外側を直そうとします。
でも実は、一番のボトルネックは"施策"でも"環境"でもなく、運営者自身の"思考のクセ"であることが少なくありません。コミュニティが伸び悩むとき、変えるべきは、まず「自分の見方」かもしれません。
結論を言うと、
伸びない原因は、だいたい"自分が正しい"と思っているところにある。
理由は3つあります。
【理由その1:人は「考え方そのもの」を疑うのが一番苦手】
人は経験が長いほど、思い込みが強くなります。人は経験が短くても、マニュアルがあると従います。コミュニティ運営が伸び悩むとき、多くの場合、運営者は"ちゃんと考えているつもり"です。
データも見ている、改善案も出している、経験も積んでいる。それでもズレる。なぜかというと、人は「考えている内容」ではなく「考え方そのもの」を疑うのが一番苦手だからです。
たとえば「この企画、絶対に価値がある」「この導線、合理的なはず」「この数字を見れば問題ない」。そう信じている"前提"そのものが、コミュニティの成長を止めていることがあります。
【理由その2:運営者には3大思い込みがある】
1つ目は「価値があれば、人は自然に動くはず」。でも実際は、価値がある=行動するではありません。人は恥ずかしくないか、失敗しないか、自分だけ浮かないかといった感情の安全確認ができて、初めて動きます。
2つ目は「このくらい、もう分かっているはず」。これは知識の呪いと呼ばれる典型的なメタ認知エラー。経験を積んだ運営者ほど、用語説明を省く、背景説明を省く、流れを端折る。結果、新規メンバーは「たぶん大事そうだけど、今さら聞けない…」と感じます。
3つ目は「参加しないのは、やる気がない人」。実際には、タイミングが合わない、参加の仕方が分からない、一歩目が重いという設計の問題であることがほとんど。「やる気の問題」に見えた瞬間、改善は止まり、切り捨てが始まります。
【理由その3:メタ認知で視点が倍になる】
施策を変える前に、思い込みを一つ外すだけで、同じ施策が急に機能し始めることがあります。必要なのは、さらに新しいノウハウでも、より強い施策でもありません。必要なのは、自分の思考を一段上から眺める視点。つまり「私は今、どういう前提で判断しているのか?」を問い直す力です。
メタ認知、鳥のように上空で旋回しながら自分を観察することで、視点が倍になるので、悩みの解決も早くなります。
では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。
【アクション1:定番セリフで自分に問いかける習慣をつくる】
私の定番セリフは「それってホント?」「そもそも、何のためだっけ?」「つまり、どうなれば良いの?」。こんなセリフで自分と対話をすると、考えていたことがガラッと変わることがあります。
誰しも思考の偏りがあって当然ですし、何も考えてないより、偏っていても考えがあったほうが良いと思っています。ただ、ちょっとそこに自分と話すとか、AIと壁打ちするなどの余白を持つと良いですよね。
【アクション2:アサンプション・ジャーナルで思い込みを記録し、未参加者に直接ヒアリングする】
「これくらい皆わかってるはず」は、無限にハマるところです。コミュニティ運営が長くなると、この思考がこびりつきやすい。
では、みんなわかっているかどうかを知るためにはどうしますか?オンラインで「質問ありませんか?」と聞く?これではわからないんです。
私なりの回答は、メンバーがフラットに話す(書く)場にいること。そうすると「えっ、そこ???」など、ハンマーで殴られたような衝撃を受けます。身内によくあるのと同じですよね。なんでわかってないの?知らないの?これは、コミュニティメンバーにもあるあるなんです。
【アクション3:AIに厳しめモードで壁打ちしてもらう】
私はAIに叩いてもらいます。もうこれは今の時点で2年はやっているのですが、AIに厳しめモードでお願いして、壁打ちするんです。これは厳しめでなくても、自分の思い込みを外したいので冷静に質問してください、などの依頼でも良いですよ。
私は厳しめで壁打ちするのですが、泣いちゃったこともあります(自分で頼んでおいて…ね)。傷つくので、そのチャットを時間を置いて見ることもあります。
AIも間違いありますから、正確ではないかもしれません。でも、ここまで突っ込んでくれる人間は私にはいないです。しかも、私が希望したタイミングで、ですよ。まだAIに簡単な質問しかしていないようなら、次は相談してみてください。そしてその次は厳しめ壁打ちをお願いしてみてください。
今日は以上です。頑張るあなたを応援しています!
最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。
さかい美佐でした。