
「ブランディングが期待どおりに機能しない」──
そんな現場の違和感の背景にある “3つの誤解” を整理する回です。
西口一希氏『ブランディングの誤解 ─ P&Gでの失敗でたどり着いた本質』を手がかりに、
2024年の今でも起きている 過度な期待と混乱 の正体を、できるだけシンプルに言語化します。
本編では、ブランディングにまつわる誤解として特に広がりやすい以下の3点を扱います。
■今回取り上げる“3つの誤解”
1. ブランディング=見た目を整えること
(ロゴ・世界観・SNS統一だけでブランドは成立しない)
2. ブランディング=売上をつくる魔法
(本来は「思い出してもらう仕組み」である)
3. ブランディング=資産形成そのもの
(資産は“結果”であって、目的ではない)
これらの誤解をほどく鍵となるのが、
西口氏が提示するブランディングの本質──
「記憶の中に、便益(買う理由)と独自性(他を買わない理由)を焼きつけること」。
・便益 × 独自性
・差別化ではなく “独自化”
・ロゴや色は「記憶のタグ」
・順番は 価値づくり → 記憶づくり
この視点で眺め直すと、
なぜ多くの企業が迷子になるのか、どこで手応えを失うのかがクリアになります。
次回(後編)は、P&Gの“失敗事例”から見える
「売上が落ちるリブランディングの3つの罠」**を解説します。
#ポジティブランディングラボ