
年末年始、ゆっくりと映画を楽しむ時間を持ちたいものですが、皆様はどのような基準で作品を選ばれていますか?今回は、元刑事であり数々の犯罪捜査を指揮してきたかねりんが、プロの視点から「刑事ドラマ・犯罪映画のリアリティ」について鋭く切り込みます。
特に注目すべきは、多くのドラマで見られる「帽子を被っていない状態での敬礼」についての指摘です。一般の方には何気ないシーンに見えますが、警察学校の教育や実務を知る人間からすれば、それは「死んでもやらない」、もしやれば即クビになりかねないほどのあり得ない行為なのです。こうした細部の甘さが、作品全体をファンタジーに変えてしまい、見る側の熱を一気に冷めさせてしまうと語ります。警察監修が入っているはずなのに、なぜこのような演出がまかり通るのか。現場のリアリティを知るからこそ感じる、映像制作への熱い提言は必聴です。
また、昭和のヤクザ映画におけるファンタジー描写や、逆に徹底的な取材に基づいて作られた実話作品の「尊さ」についても言及。フィクションであっても、その根底に流れるリアリティがいかに重要かを、『インセプション』などの名作を例に挙げながら解説します。さらに、SNSのアルゴリズムによって増幅される現代の「見たくない現実」との向き合い方や、年末年始の事故防止といったタイムリーな話題まで。クリエイター、そして情報を発信するすべての人に聞いていただきたい、「本物」を見極めるためのエピソードです。
(00:00) オープニング:年末年始に見るべき作品を探して(00:55) 映画選びのルールと失敗したくない心理(01:45) 元刑事が求める「社会病理をえぐる」ドキュメンタリー(02:30) 専門領域の描写に対する違和感と「冷める」瞬間(03:10) 警察監修への提言「帽子なしの敬礼」はファンタジー(04:20) 昭和ヤクザ映画に見る夢と徹底的な取材の尊さ(05:15) 実話の重みと「事実は小説より奇なり」な現実(06:00) 映画『インセプション』に見るリアルの境界線(07:10) SNSアルゴリズムの闇と年末年始の安全対策(08:00) エンディング:Voicyプレミアム放送への誘い