
元は前回の収録場所となった屋久島から、徳島に移動。
徳島ニュービジネス支援賞の受賞式当日という、ちょっと背筋が伸びる状況から収録がスタートします。前半は、ビジコンや講演の場で「先生」と呼ばれてしまう違和感の話から、立場が変わると場の空気や期待も変わるよね、という雑談へ。そこから話題は自然と、「日本の観光による地方活性化って、今どこまで来てるんだろう?」という大きな問いに移っていきます。
江戸時代の街道や巡礼に始まった日本の観光、鉄道による移動革命、マスツーリズムの成功体験、そして個人旅行・コト消費の時代へ。歴史をざっくり振り返りながら、DMOがなぜ生まれ、今どんな役割を期待され、どこで苦戦しているのかを整理していきます。
話の軸になっていくのは、「観光による地方活性化がまだアーリーステージにある地域で、DMOや行政が主導するのは、そもそも難易度が高いんじゃないか?」という仮説。むしろ、最初の市場づくりは民間が担い、ある程度育ったところでDMOや大きな組織にバトンを渡す、そんな役割分担のほうが現実的なのでは、という議論が深まっていきます。
後半は、“点”や“面”ではなく“線”で観光を考える話へ。しまなみ海道や四国遍路のように、線を引くことで人の流れが生まれ、ゆっくり移動するからこそ地域にお金も情報も落ちていく。歩くというモビリティが、実はこれからの観光やマネジメントと相性がいいのでは、という視点も共有されます。
DMO、民間、行政、それぞれの得意・不得意はどこにあるのか。
「観光で地方を元気にする」という言葉を、もう一度構造から考え直してみる回です。
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