
今回のゲストは、演出の武蔵。5年ぶり、2度目となる演出に挑戦し、100人のキャストと共に100日間を駆け抜けてきました。
彼が舞台作りにおいて何より大切にしたのは、100人それぞれの「個性」と向き合うこと。演出がすべてを指示するのではなく、キャスト自らが思考し、自分の物語を紡ぎ出すこと。その試行錯誤の果てに、予定調和を塗り替える圧倒的な「爆発力」が生まれた、と語ります。
練習最終日、舞台は単なる「上手なパフォーマンス」から、100人それぞれの覚悟と想いが詰まった舞台へと変貌を遂げました。まずは自分たちが楽しむことにフォーカスすることで、素直に自分たちの個性を出すことができ、結果的にストレートに想いが届けられるようになったのかもしれません。
一番好きなシーンは、「Rebirth」だそうです。とにかく美しく、そして生きようとするエネルギーに溢れるシーン。最終練習では、シーン出演キャストとスピリット・ソロシンガーが向き合って目と目を合わせて歌うことで、さらに感情が通じ合う空気が生まれました。
90分間のステージに凝縮されているのは、100人がこれまでの人生で抱えてきた価値観、苦しみ、そして未来への願いそのものです。演出・武蔵の、そしてキャスト100人の渾身の舞台を、ぜひ会場でご覧ください。
聞き手:たっきー