
#61 みんまちトーク『輪島市門前町總持寺通り〜クラファン型でまちの拠点づくり・・・能登半島地震復興まちづくり現場レポVOL.1』
この番組は「認定NPO法人日本都市計画家協会;通称JSURP(じぇいさーぷ)」がお届けするポッドキャスト『みんなのまちづくりトーク』です。毎回多彩なゲストと共に、いま話題のまちづくり事例、新しい制度、活動のhow-toなどを紹介していきます。
★☆★「この番組、いいね♪」とお感じになった方は是非、当協会(JSURP)へのご寄付を御願いします!あなたのご寄付がわたしたちNPO法人のエネルギー源になります!https://jsurp.jp/nyuukai/
第61回は、能登半島地震復興まちづくり現場レポVOL.1として、輪島市門前町總持寺通りの宮下杏里さんと、一般社団法人NOTOTO.(のとと)の共同代表;安江雪菜さんをゲストスピーカーに迎え、Jsurp理事;原拓也のパーソナリティでお届けする、能登半島地震復興まちづくりの現場レポートです。同總持寺通りにおいて現在、クラウドファンディング型で事業推進中の「まちの拠点づくり」に関するお話しを頂きます。収録は、青空のもとに總持寺通りで和やかに賑やかに開催された令和七年新春イベントの終了直後。仲の良いお二人の息の合ったトークをお楽しみ下さい。
▼話していたことのリンク
・ランドリーカフェ事業の紹介(多様な人が「働ける能登」を未来に繋ぐ|復興プロジェクト;READY FORサイト)
https://readyfor.jp/projects/nototo-01
・總持寺通り商店街の紹介(輪島市門前町「総持寺通り商店街」が仮設店舗で再出発!記念イベントも開催!;「これぞ北陸」2024.11.26記事)
https://www.corezo.co.jp/event/0000005431/
・カフェ付きコインランドリーで集いの場を 能登・門前からクラファン(朝日新聞2025.1.11記事)
https://www.asahi.com/articles/AST1B0J52T1BUQIP02FM.html
・宮下杏里さんの紹介記事(北陸放送2024.3.2記事)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1031563?display=1
・一般社団法人NOTOTO.公式ウェブサイト、団体紹介サイト(復興BASE)
https://note.com/nototo_06/n/n482dd81c74d2
https://fukko-base.com/team_profile/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BAnototo/
・一般財団法人日本民間公益活動連携機構(通称;JANPIA、休眠預金機構)公式サイト
https://www.janpia.or.jp/
▼出演者
◆宮下 杏里(みやした あんり)氏
總持寺通り協同組合「禅の里交流館」管理部長。一般社団法人NOTOTO.理事。門前町で生まれ育ち、高校から金沢市に移った。短大卒業後はブライダルプランナーなどを経験。2021年の総持寺祖院開創700年に合わせてまちづくりに携わろうと、2020年に地元に戻った。寺の広報や寺の歴史を伝える「禅の里交流館」の管理部長を務め、YOUTUBE等で能登の魅力を発信したり、商店街共通のちょうちんを作るなど様々な事業に若きリーダー的な立場で取り組んで来た。2024能登半島地震で被災。自宅は土砂崩れ警戒区域で帰れず、仮設住宅で暮らしながら地域関係者と共に復興まちづくりに取り組む。
◆安江 雪菜(やすえ ゆきな) 氏
一般社団法人NOTOTO. / 共同代表。金沢市生まれ。株式会社計画情報研究所 代表取締役/(一社)NOTOTO.共同代表。株式会社計画情報研究所は、行政からの委託でさまざまな分野の政策提案、計画策定、調査、事業化支援を行っている金沢本社の建設コンサルタント&シンクタンク。令和6年能登半島地震からの復興まちづくりでは、珠洲市、中能登町、和倉温泉、輪島市門前地区に関わる。1月2日に物資支援や人的支援を行うR6能登半島地震民間支援事務局を有志と立ち上げ、その後、中長期的な復興を支援する中間支援組織「一般社団法人NOTOTO.」を4月に設立。松中権と共同代表で珠洲市や輪島市の現地理事とともに民間からの復興支援に関わる。
□パーソナリティ:原 拓也(Jsurp理事)
◇フリーBGM・音楽素材MusMus https://musmus.main.jp
▼キーワード
輪島市門前町門前、總持寺通り商店街/宮下杏里さん/震災一年/寒さで思い出す辛さ/夏なら思い出しても客観視出来るが冬はしんどい/解体業者やボランティアもいない(正月)は寂しい/今日(2025年1月12日)は新春のイベント/總持寺通り/禅の里交流館/地元門前高校/獅子舞/ミラクルひかるの物真似ショー/皆さんが笑っている姿/良かったなあと/イベントは疲れるが/笑っている姿/大勢が集まることで救われる/宮下杏里さん/門前町生まれ/高校時代から金沢など在住/17年前の地震(2007年能登地震)から復興しているかどうか疑問/人手がいないから/やったことが良いことをかたちに出来ていなかった/Uターン/まちづくりへ/楽しかった/SNSやっていたヒトがいなかったから/楽しめた/若手を受け入れてくれる店主が大勢いた/みな楽しそうにやっていた/お寺(總持寺)と行政との連携も出来ていた/そのようななかで起きた令和6年地震/言い方は悩むが「門前で被災して良かった」という思い/仲間と一緒なら大丈夫という感覚/金沢に行った方が楽だろうが/みなと一緒にいたい/誰かがいなくなったら誰もいなくなるという思い/希望の光へ/杏里さんの活動記事は概要欄にリンクあり/クラファンで新規事業を募集中/1月1日から3月31日まで支援募集期間/一般社団法人NOTOTO.共同代表安江雪菜さん/金沢在中/地震直後/1月2日から県内まちづくりメンバーと共に「令和6年度能登半島地震民間支援事務局」を立ち上げ/県が物資輸送出来なかった期間に民間で物資輸送/1月15日まで実施/その後二次避難先に物資輸送/それ以降は炊き出し活動/そのようななか中長期的な支援体制を構築/4月11日に一般社団法人NOTOTO.を設立/休眠預金の通常枠を活用/色々なところから資金調達したい/地元と外を繋ぐ/門前に関しては宮下杏里さんが地元に根を張って活動している/色んな話をしているなかで「コインランドリーが欲しいね」と/仮設住宅では干す場所が無い/大物を干す気力も無い/ランドリーで洗濯や乾燥をしている時にお茶を飲みながら話す場所に/普通なら夢で終わりそうだが手応えが欲しいとの思い/レディフォーと一緒に/一年経っても復興進んでいない/多様なひとが働ける能登をテーマに/カフェで障害を持った方も含めて働けるように/目標金額は1千万円/いま2百数十万円に達した/初速を付けて募金を得ている状況/まず関心を寄せて欲しい/可能な範囲で協力して欲しい/ランドリーカフェをつくるといってもインフラから備品までひとつずつ解決したい/このクラウドファンディングを通して/色んな方が門前に関心を持って欲しい/いま門前がどういう状況にあるのか知ってもらいたい/レディフォーが頻繁に記事を挙げてくれているので/支援して頂いた後もレディフォーのサイトを見て頂きたい/復興が進んでいくなかでも門前を訪問して欲しい(終わり)