
物理学者のアインシュタインからの人はなぜ戦争をするのか?戦争を避けるためにはどうすれば良いのか?への問いへの、心理学者のフロイトの回答に震えました
曰く
"心理学的な側面から眺めてみた場合、文化が生み出すもっとも顕著な現象は二つです。一つは、知性を強めること。力が増した知性は欲動をコントロールしはじめます。二つ目は、攻撃本能を内に向けること。好都合な面も危険な面も含め、攻撃欲動が内に向かっていくのです。
文化の発展が人間に押しつけたこうした心のあり方─これほど、戦争というものと対立するものはほかにありません。だからこそ、私たちは戦争に憤りを覚え、戦争に我慢がならないのではないでしょうか。"
"では、すべての人間が平和主義者になるまで、あとどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
この問いに明確な答えを与えることはできません。けれども、文化の発展が生み出した心のあり方と、将来の戦争がもたらすとてつもない惨禍への不安─この二つのものが近い将来、戦争をなくす方向に人間を動かしていくと期待できるのではないでしょうか。"
"文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩み出すことができる!"
ここから私はイノベーターリップルモデルのフレームで考えてみました
1、パッション
常に問いを発動させる
2、仲間
共同体文化活動
3、大義
文化が戦争を終焉させるメッセージ
文化的活動が戦争を終焉させるという、衝撃の内容に驚きと共に、実現するために、イノベーターリップルモデルで、どう変化させていくべきかを考えてみました
1、パッション 常に問いを発動させる
例えば、芸術や教育やスポーツなどの文化的活動を推進することで、パッションにどんな変化が起こせるのかを考えてみると、「物事に対する問い」を発動できるようになる、ということが一つ大きなこととしてある気がしました
マララさんが、国連総会で演説したことを思い出しました。紛争をなくすためには、本とペン、があればいい、というような内容だったと思いますが
自分たちだけで考えていることや風習、ルール、それだけが全てになってしまうと、それ以外のことは悪になり、自分たちだけの正義のもとに、暴力を振るうということも、抑制できなくなってしまうこともあるかとおもいました
その違和感への問いから、新しいパッションの源が生まれることもあれば、自ら信じているパッションの源自身に問いを投げかけて、本当にそれでいいのか?と、本能的なところから一歩引いてメタ認識できるようなことができるようになることも大事かなと思いました
2、仲間 共同体文化活動
仲間については、自分たちだけが知っている人たちが仲間であるというところから、抜け出すことができるのが、代表的な活動としては、オリンピックやワールドカップのようなスポーツのような共同体としての文化活動が、とても大切なことなのかもしれないなあと思いました
私が以前主催をしていた、世界20都市におけるオープンイノベーションコンテストを実施していた時も、各々の国に行けば、食べ物も風習も制度も全て違って当たり前なことがよくわかるし
何よりも、どの国の人々も、みんな食べたり飲むことが大好きだし、子供や家族がとても大切だし、誇りを持ってパッションを捧げていることが、それぞれにある、それはどこの国に行ってもおんなじなんだよなあということが、とてもよくわかりました
そういう場に、みんなが集うような、文化的な活動があれば、みんなおんなじなんだということが、肌身でわかるので、とても大切なのかもしれないなあと思いました
3、大義 文化が戦争を終焉させるメッセージ
今回の話が私の心に刺さったように、実は文化活動が、世界の紛争をなくしていく、大きな一つの手立てであるということを、さまざまな人たちが知ることと、そして、メッセージとして発信していくことが大事と思いました
先日のちゃんみなさんの歌のように、大義として、愛と平和のメッセージを出すんだという、どストレートなメッセージを、さまざまな文化的な活動を通じて出していくということが、中長期的な変化をもたらす、そんなことを信じたくなりました
最後は、自分たちだけではなく、みんなが素敵に生きていく、そんか世界にしていこう、みんながそれを望んでいるよね、という大きな大義で共感していければ、本当に変わることができる、そんな風に勉強させて頂きました
ということで、一言で言えば
文化の発展が戦争の終焉に繋がるノベーション(1718回)
そんな話をしています
参考:本:人はなぜ戦争をするのか? 2016年7月1日 著者 アルバート・アインシュタイン ジグムント・フロイト 訳者 浅見昇吾 発行 講談社