
マイクロソフトAzure Functionsプロダクトチーム シニアソフトウェアエンジニアの牛尾剛さんの、お話しに改めて考えさせられました
曰く
"長年、私はどうやったら自分の「できない感」から脱却できるか、ずっと解答を探し続けてきた。ソフトウェア業界にいて、同僚たちと比べて自分は頭が悪いと思っていたし、どんなに努力して時間とお金をつぎ込んでも、なかなか「できる」感覚が得られなかった。
だが、不全感をつくり出していた根本的な要因は、頭ではなく「思考の習慣」にあった。プログラミングもギターも、「早く成果が欲しくて」、目先の結果を求めて頑張ってはかえってできなくなっていたのだ。
どんな人も、最初は難しく、理解には時間がかかるという真実─その本質的な気づきは、最後のワンピースとなって、私が人生で心から欲しかったものを与えてくれた。''
ここから私は思いました
1、成長曲線
2、短期的な成果から長期的な成果へ
3、フローへの道のり
1、成長曲線
英語の練習のように、最初は一向に成果が上がらないけれども、嫌になって辞める寸前に、あ、なんかわかってきたかも、みたいなことになるのが、成長曲線の事例かと思うのですが
最初は全然わからない期間が永遠のように続く中で、それを我慢できたものが、ものすごい角度で成長していく段階を迎えて、また最後は緩やかな成長になるという、いわゆるS字カーブというのが
米国のスーパーエンジニアの方々にも共通してやっぱりあることなのだということが、とても腑に落ちるお話でした
私が思うに成長曲線のようになる理由は、まずは、本質を理解しないと、次のステップに進めないからと思います。
イノベーションの作り方でも同じですが、最初にお客様の真の課題を時間をかけて突き止めない限り、おざなりなソリューションになるのと同様に
個人の成長のためにも、最初に、本質を理解することに時間をかけることが、実は途中からのレバレッジの角度が急角度になって、誰も追いつけないところまで行ける秘訣なのか、改めて思いました
2、短期的な成果から長期的な成果へ
イノベーションを組織的に大企業で推進してると、すぐに成果を求めてきて、イノベーション活動が止められてしまうと追うこともよくあるかと思います
それは兎にも角にも、短期的な成果を求めることが原因なのですが、実は組織と同様に個人においても短期的な成果を求めてしまうことで、自分自身の成長曲線を阻害してしまう、ということが行われているなあと、自分自身を振り返っても思いました
それは忙しさとか、納期とか、あとはKPI達成とか昇進とか、外的要因に支配されてるとも言っていいのかもしれないなと
内的要因である、自分の成長やスーパーエンジニアのになりたいなどのパッションの源に従っていれば、実は外的要因に引っ張れなくて済むかもしれない、実はスーパーエンジニアの方々は、そのように育ってきているのかもそれないなあと思いました
3、フローへの道のり
さらにその先は、成長曲線は最終的にはさちっていくのですが、そこからのさらなる成長は、フローへの道のりに乗っかっていくのかと思いました
フローは、没入体験で凄まじい成果を出す状態ですが、そこへ到達する道のりは、挑戦軸と技術軸のどちらも精緻を遂げること、その先にフローが待っていると思います
つまり、成長曲線で、さちってくるところに、フローにおける挑戦軸が新たに加わることで、新しいS字曲線が生まれ、またレバレッジされていく、そんな繰り返しがさらなる高みへ持っていってくれる秘訣なのかもしれないなと思いました
ということで一言で言えば
どんな人も、最初は難しく、理解には時間がかかるノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:本: 世界一流エンジニアの思考法 2023年10月20日 発行 著者 牛尾剛 発行所 株式会社文藝春秋