
女性初の南極地域観測隊隊長の原田尚美さんの、パッションの源に触れた気がして感動しました
曰く
"研究の面白さはですね。やっぱりなんといってもすごくワクワクするんです。
で、何か新しいことを発見した時に、あ、今このデータを世界で最初に見ているのは私だというですね。ま第一発見者としての喜びこれすごく大きいんですよね。
当然のことながら大変なこともたくさんあります。ま自然が相手なので、当然計画通りにはいきませんし、大失敗というものもあります。
時間にするとですね。だいたい 9割が大変な目にあってると。良かったワクワクっていうのは大いたい全体の 1割ぐらいかなとですけれども、まあ印象として残るのは楽しいことの方が 9割。
辛い大変なことというのは、まあ大体 1割ぐらいというわけで、まあ圧倒的にですね、やっぱりやっててよかったっていうワクワク感の方が強烈なわけです。"
ここから私は思いました
1、ワクワクに従う
2、ピークエンドの法則
3、失敗の乗り越え方
1、ワクワクに従う
南極観測隊に入られた頃は、本当に女性が少なかったそうですが、男性社会で、かつ危険と隣り合わせな南極観測隊に、入られることだけでも、相当な周りからの反対や決断もあられたかと思います
それを超えてまで、南極観測隊に入隊し、かつ、ここまで続けられて、さらに隊長にまでなられたパッションの源が、第一発見者としてのワクワクにあった、ということに感動しました
それは、まさに外的要因によるリスクや同調圧力には全く屈しない、内発的動機に基づいて、真摯にそれに向き合ってこられた、ということなのだろうなあと思いました
デシ&ライアンのいうところの、自己決定要因としての内発的動機は、言ってみれば、折れない心と、パッションの継続を産んでいるのかなあと、つくづく思います
適塾で、福沢諭吉らの門下生が、めちゃくちゃ勉学に励んでいた理由の一つに、欧米の貴族よりも自分たちが、世界で一番早くその学問に触れられているという気持ちがモチベーションになっていた、ということも思い出しました
2、ピークエンドの法則
ダニエルカールマンが、言われていた、「人は経験そのものではなく、経験のピークと終わりによって、その出来事を記憶する。」いわゆるピークエンドの法則を思い出しました
自らのパッションの源に存在する大好きパッションと、誰よりも自分が知っているという個性派パッション、さらには、それが人類の大きな一歩になるはずであるという利他パッション、そして、それが自らをさらに成長させてくれるという、成長脱出パッション
全てのパッションの源に絡みながら、そして自らの挑戦から実現したその感情は、ピークとして記憶されることになるんだろうなと思いました
3、失敗の乗り越え方
そして、そのピークを作ることこそがもしかしたら、失敗を乗り越える力を持つということなのかもしれないなと思いました
三木清さんの失敗も彩の一つ、FastFailで適宜軌道修正がゴールへの近道、に続く、失敗の乗り越え方
それは、パッションの源に触れる強烈な体験をする、それこそが、ダニエルカールマンさんの言われるピークエンドの法則を呼び、9割の大変なことも、一割のワクワクがあれば乗り越えられる
そんなことなのかと思いました
ということで、一言で言えば
一割のワクワクが9割の大変さを超えるノベーション
そんな話をしています^ ^
参考: NHKアカデミア原田尚美(後編) 南極観測から見える地球・2025/12/24(水) NHKEテレ東京 https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-XW1RWRY45R/ep/34P568VGQ4