女子美でよく見かける運送会社の運転手さんとMIX〜⭐️💫
機材の準備不足のため、ノイズが多く聞きづらく大変申し訳ございません!(下記に文字起こしあり)
「名無しの権兵衛さん」ご協力いただいたのに、申し訳ありませんでした🙇🙇
*********************文字起こし*********************
吉田「名無しの権兵衛さん、結構、女子美の杉並キャンパスとか相模原キャンパスとかよく行かれますか?」
権兵衛「はい、週に何度か。」
吉田「週に何度か。お勤めはどのくらいになるんですか?」
権兵衛「今のところですか?20年くらい…」
吉田「長い!!その前も運搬関係だったんですか?」
権兵衛「はい、もうずっと運転手ですね」
吉田「基本、運転が多いんですか?お仕事は…」
権兵衛「はい。中には送配の事務的なこととか、営業的なこととかもありましたけど…。今は、運転・配達一本で!」
吉田「なるほど。長時間運転されるんですよね?」
権兵衛「そうですね…最近は、あの、運搬にも色々ありましてですね。長距離とかそういうのもありますので、今までは過去ありましたけど、今は定時から定時の残業がない、そんな感じです。」
吉田「運搬している間、結構一人で車に乗ってる時間が多いですよね。」
権兵衛「そうですね」
吉田「何を考えてるんですか?」
権兵衛「まあ…飛び出し注意と、気になることがあっても、まあそうそう引きづらないように注意を一点に…。一点でやるといけないですけど、色んなところに注意をしますけど、運転をきっちりと。」
吉田「とにかく、集中」
権兵衛「はい、集中して。やっぱり飛び出しとかもありますからね。それが一番怖いですね」
吉田「事故ったりしたことありますか?」
権兵衛「恥ずかしながら…ありますね。やっぱり若い時に」
吉田「なんで運送会社に勤めるようになったんですか」
権兵衛「まぁ…子どもの時に見た映画ですね」
吉田「えぇー!何ですか?」
権兵衛「『トラック野郎』というやつです」
吉田「えぇー!日本の映画ですか?」
権兵衛「日本の映画です。それが元になってますね。高校卒業して、運転手になろうっていうのは、決めてましたね」
吉田「何が一番惹かれたんですか?」
権兵衛「自由と…その頃に自由を目的にっていうのはなかったですけど、トラックが好きでしたからね。かっこよかったていうのが。あとはその主人公の人とか、そういうのに憧れて」
吉田「誰がやってたんですか?」
権兵衛「菅原文太っていう人ですね」
吉田「どうですか?なれましたか菅原文太に」
権兵衛「なれないですね。全然なれないですね。サラリーマン運転手なので」
吉田「サラリーマン大事ですね」
権兵衛「大事ですね。一番良いですね。守ってもらえますからね」
吉田「トラック野郎はでも結構ワイルドな感じだったんですか?」
権兵衛「そうですね。あれは体壊しますからね。最初のとっかかりはやっぱりそういうのでしたね。映画をみて」
吉田「辞めようと思ったことは?」
権兵衛「うーん…運転手自体はやっぱり危ないとか、そういう時もありましたけど。
結局、自分の不注意で起きた事故に対して、責任感を感じて、もうこれ以上っていうのはやっぱりありましたけど、周りの人の助言とか、あと家族。もう結婚していたので、じゃあ何やるんだっていうのがちょっと思いつかなかったですね」
吉田「生活していく上で…」
権兵衛「じゃあ自分に向いてるのは何かって考えたら、やっぱり運転手しかその頃は見つからなかったですね。」
吉田「喋ったりするのが好きじゃなかったりとかするんですか?」
権兵衛「基本、運転手っていうのは大体、束縛とか…コミュ障とまでは言わないですけど、まあ一人が良いなっていうのがやっぱり大半の人がそうだと思いますね」
吉田「自分の時間を大事にできる職場ではありますよね。」
権兵衛「大勢でやる仕事も好きだし、一緒に何人かでワーッと降ろすとか、そういうのも好きです」
吉田「女子美術大学に対して感じているものとか、見てて思ったりすることはありますか?」
権兵衛「専門分野で先生になる人もいれば、それでプロになっていく人もいて。やっぱり志が強そうですね見ていて…良いと思います。」
吉田「ありがとうございます!」
インドネシアを拠点に活動するアーティスト、ニディヤ・クスマヤさんとMIX〜⭐️💫