
本とお酒はコミュニケーションを円滑にする。読んでいる本がきっかけとなって、初対面の人とも盛り上がれることもあります。本はそれぞれの関心を可視化してくれるアイテムといえるかもしれません。本屋に行ったとき、本棚の前に立ったとき、本が自分自身の関心を教えてくれることもありますよね。マニアックな分野の本も出版されているのは本のいいところです。
たくさん本が出版されているなかで、二人はどんなふうに本を選んでいるのか。話しているうちにみえてきたのは、お互いに本を特別視しないというスタンスでした。一文でも一節でも、いい言葉に出会えれば万々歳。期待しすぎることなく、失敗を重ね続ければ、徐々に本に呼ばれてきます。
思わぬところから本がやってきて、本と本とがよくわからない繋がり方をしてきて、そして知らぬうちに本が積み上がっている…
ややオカルトめいたトークをお楽しみください。