今回は主にビジネス書を中心にジャンルについての話をしました。
ビジネス書を手に取りにくいと感じている大森が、ビジネス書を編集されている廣畑さんに「そもそもビジネス書って?」と尋ねるところから、ビジネス書を手に取りにくい理由を探求してみました。
そこにあったのは変なジャンル意識であり、ビジネスへの変な先入観でした。
「仕事をしている自分として相対するちそれはビジネス書になる」という言葉はまさにそうだなと思い、どんな本でも自由に自分なりに読むことが大事なのだと思いました。
ジャンルの垣根を取り払って、いろんな本を読んでみてください。
メリークリスマス!
今回は、それぞれの読書スタイルについて話し合いました。
本を読むということは、同時に読まない本も生まれるということです。読もうと思って買ったのに、読まないままの本はみなさんにもあるのではないでしょうか。
「どの本を読むか」はいつだって真剣勝負です。読まれた本は読まれなかった本も背負っているのです。シビアなトーナメントを勝ち抜くのはどんな本なのか。
未だ読まれていない本に想いを馳せる回になりました。
本とお酒はコミュニケーションを円滑にする。読んでいる本がきっかけとなって、初対面の人とも盛り上がれることもあります。本はそれぞれの関心を可視化してくれるアイテムといえるかもしれません。本屋に行ったとき、本棚の前に立ったとき、本が自分自身の関心を教えてくれることもありますよね。マニアックな分野の本も出版されているのは本のいいところです。
たくさん本が出版されているなかで、二人はどんなふうに本を選んでいるのか。話しているうちにみえてきたのは、お互いに本を特別視しないというスタンスでした。一文でも一節でも、いい言葉に出会えれば万々歳。期待しすぎることなく、失敗を重ね続ければ、徐々に本に呼ばれてきます。
思わぬところから本がやってきて、本と本とがよくわからない繋がり方をしてきて、そして知らぬうちに本が積み上がっている…
ややオカルトめいたトークをお楽しみください。
本を読み続けて、本を仕事にした二人。
私生活においても仕事においても付きまとうのが「なぜ本を読むのか」という問いです。
京極夏彦さんの(分厚い)本に付箋を立てて読んでいた廣畑に対して本にコンプレックスを抱えていた大森。
編集者と本屋のそれぞれの立場や経験から、どう回答するか考えてみました。
読み始めたばかりで同様の問いを抱えて不安の方もいらっしゃることと思います。少しでも気楽に本と付き合えるようになれば嬉しく思います。