
「インターネットのプラットフォーム規制と言論の自由」をまとめたもの。その2
インターネットプラットフォームの規制とアメリカ合衆国における言論の自由に関する複数の裁判例を検討する。特に、ソーシャルメディア事業者のコンテンツモデレーション(編集権)を制限しようとするフロリダ州法およびテキサス州法の合憲性が争われたMoody v. NetChoice判決(2024年)を中心に分析している。また、プラットフォームがテロ行為を幇助したとして訴えられたGonzalez v. Google LLCおよびTwitter v. Taamneh判決を素材に、テロリズム禁止法(ATA)に基づくプラットフォームの責任についても議論する。
さらに、未成年者によるポルノサイトへのアクセスを規制するテキサス州法の合憲性についても触れており、これらの議論全体を通じて、プラットフォームの編集権と、公私二分論の境界、そして新しいテクノロジーに憲法原則をどのように適用するかという複雑な法的問題を考察したもの。