10月1日の放送内容
・リオ市などでイベント参加時等に新型コロナ予防接種証明書の提示が義務化された事を受け、接種を受けずに証明書だけ受け取ろうとしたり、証明書用紙を盗難する事件が続発しています。
・ドイツで26日に行われた連邦議会選挙の結果、中道左派の「ドイツ社会民主党」が議会第1党となりました。新政権も重要政策として環境対策を掲げており、森林伐採の進むブラジルへの反発が強まることが予想されます。
・下院と上院で27日、連邦予算基本法改正法案が承認されました。これでボルソナロ大統領が望む、公的扶助制度「アウシリオ・ブラジル」への道が開けることになりました。
など・・・
■お知らせ
今回の更新をもちまして、「ブラジルニュースヘッドライン」は一時休止となります。長らくのご視聴ありがとうございました。
9月24日の放送内容
・ボルソナロ大統領は19日、国連総会出席のため、ニューヨーク入りしました。同市では商業施設
利用時にワクチン接種証明書の提示が義務付けられており、未接種の大統領はホテルは裏口から
入り、軽食も街頭で取らざるを得ませんでした。
・国連総会のため米国訪問中のケイロガ保健相に21日、新型コロナの陽性反応が確認されました
。保健相は20日にジョンソン英国首相と会談するなどしており、同氏と接触した関係者の間に緊
張が走っています。
・中国を代表する巨大複合企業、こうだい集団の債務不履行危機により、サンパウロ証券取引所
の指数が、20日は2・33%減を記録し、終値は今年最低となる10万8843ポイントまで下がり
ました。
など・・・
9月17日の放送内容
・ボルソナロ大統領は9日、BRICS首脳会議に出席し、「コロナ対策に中国の支援が必要」と述
べました。大統領はこれまでコロナ禍中国陰謀説を繰り返すなど中国へ敵対姿勢をとり続けていま
した。
・ボルソナロ大統領が9日、最高裁モラエス判事に対して、これまでの攻撃的な言動についての謝
罪文を公表しました。前日にテメル前大統領と、現在の政治危機について、約4時間も話し合った
結果とみられます。
・最高裁と上院が14日、ボルソナロ大統領が6日に提出した「インターネット法」暫定令を無効にし
ました。
など・・・
9月11日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・独立記念日の7日、ブラジリアでボルソナロ大統領を支持するデモ活動が行われました。しかし、そこに参加したトラック運転手たちが、最高裁への侵入を試みたり、州道を封鎖するなどの問題行動を起こし、大統領が自制を呼びかける事態となりました。
・オズワルド・クルス財団が8日、成人向け集中治療室の占有率が改善したと発表しました。
・イギリスの有名情報誌『タイム・アウト』が、全世界2万7千人を対象に「魅力的な都市」について調査しました。その結果、サンパウロ市が南米では最高の31位にランクインしました。日本からは東京が10位に選ばれています。
など・・・
9月3日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・東京パラリンピックで1日、競泳のダニエル・ジアス選手が現役最後の競技を終え、引退しました。
・ブラジルの少雨がパラグアイ川の水位低下を引き起こし、パラグアイの河川貿易に深刻な影響を及ぼしているとのことです。
・アマゾン河上中流域のアマゾナス州などで「黒い尿」が出る奇病が再流行状態となり、住民を不安に陥れています。
など・・・
8月27日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・サンパウロ市のヌネス市長が23日、ワクチン接種を受けた事を証
明する「接種パスポート」を発行し、イベント参加やレストラン利用時
に提示を義務化すると語った。
・世界銀行がボルサ・ファミリアの支給に関して、規定に則らない打ち
切りが横行しているとの見解を示した。
・連邦警察は、ボルソナロ大統領の選挙高裁や議会への口撃は、
その背後に、米国トランプ前大統領の戦略参謀だったスティーブ・バ
ノン氏が関与していると疑い、捜査を進めている。
など・・・
8月20日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・アフガニスタンがタリバン政権になったことで生じる、ブラジルとの関
係変化に関して、現地紙などが分析しています。
・サンパウロ州政府が、コロナ対策としての営業規制を解除し、一般
の商店や展示施設は営業時間や入場者数の制限をなくしました。
マスク着用や体温測定などの衛生措置基準は継続されます。
・ネット国防相が17日、「わが国では軍事独裁政権はなかった」と
発言。エレーノ大統領府安全保障室長官も「国の秩序を維持する
ために軍が三権に介入する余地は、憲法で認められている」と述べ
るなど、軍人閣僚らの言動が物議を醸しています。
など・・・
「臼田道成のボサノヴァよもやま話」
・ボサノヴァ創始者ジョアン・ジルベルトとのエピソード
「ジョアンと僕」Part02
・音楽「Isto aqui o que é ?」
8月13日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
8日、東京オリンピックが閉幕し、ブラジルは、同国史上最多の、21個のメダルを獲得しました。
9日、国連の、気候変動に関する政府間パネルが、地球温暖化に関する報告書を発表しました。
10日、下院本会議は印刷付き電子投票、通称、ヴォト・インプレッソの導入に関する全体投票を行いました。結果は、承認必要票数、308票に対し、賛成票は229票で、却下となりました。
など・・・
8月6日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
7月30日、地理統計院は、3月から5月の失業率が14・6%、失業者は1480万人と発表した。
8月2日、サンパウロ州の学校は新学期に入った。
4日、最高裁のモラエス判事は、選挙に関する虚報拡散を止めないボルソナロ大統領を、フェイクニュース捜査の対象にすることを決定した。
など・・・
7月30日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・保健省が26日、新型コロナ感染症の死者が55万人を超え、デルタ株感染者が169人に増えたと発表した。
・進歩党の党首、シロ・ノゲイラ上院議員が27日、官房長官職への就任を正式に受諾した。
・今年3度目の南極寒波が到来し、南部から中西部に至る広範囲の農家に甚大な被害が出ている。など・・・
など・・・
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・南極からの寒波到来で、ブラジル南部のサンタカタリーナ州などで零下を記録する市が続出。サンパウロ市では凍死と見られる路上生活者の遺体も見つかったと現地紙が報じています。
・サンパウロ州政府が21日、14日からの1週間、新型コロナ感染症による死者がゼロだった市が288あり、新規感染者がゼロだった市も18あったと発表しました。
・ボルソナロ大統領は19日、選挙予算に関する法案、通称「フンドン」の可決に拒否権を行使する意向を表明しました。同法案には来年度の大統領選挙への対応として、選挙予算を57億レアルに大幅増額するとの項目があり、世間からの反発を呼んでいました。大統領発の修正案でも予算額は40億レアルとなっており、批判は相次いでいます。
など・・・
7月16日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・11日、2015年の火災により閉館していたサンパウロ市のポルトガル語博物館が、7月31日から営業を再開すると発表した。
・12日、コロナ禍議会調査委員会で公開されたドミンゲッティ氏の携帯電話の通話内容から、ボルソナロ大統領とミシェレ夫人がワクチン不正
契約に直接関与していた疑惑が生じている。
・13日、ブラジル五輪委員会は、東京五輪への参加選手数が、国外開催の大会では史上最多の301人になると発表した。コロナワクチンの
接種を受けたのは270人のみである事も明らかにされた。
・政府のアストラゼネカ社製コロナワクチン購入に際し、不正な値段での契約に関与したとされる米国ダヴァティ社。同社のカルヴァーリョCEOが
ボルソナロ大統領と直接ワクチンの購入交渉を行おうとしている音声記録が暴露され、波紋を呼んでいる。
・14日、ボルソナロ大統領が腹部の痛みを訴えて首都の軍病院に検査入院し、一時は「疲れが出ているが経過は良好」と報じられていたがそ
の後、腸閉塞を起こしている事が判明し、サンパウロ市の病院に緊急搬送された。16日現在、手術の必要は無く、投薬治療を行っているが、
退院のめどは立っていない。
・連邦議会は、2022年の連邦予算基本法を可決した。選挙における政党割り当て金が大幅に増額されており、費用削減を提案していた大
統領派議員らに支持者から強い批判が寄せられている。
など・・・
「カルガノ・マルセロ弁護士のワンポイント法律講座」
・「一般個人データ保護法」
通称
「LGPD(Lei Geral de Proteção de Dados)」について
7月12日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・8日、ダッタフォーリャの最新の世論調査により、ボルソナロ大統領が大統領選のシミュレーションで敗れること、政権支持率が過去最低になったこと、罷免を望む声がはじめて過半数に達したこと、国民の7割が「政権内で汚職が行われている」と考えていること、軍の政治関与への拒否感が強いことがわかった。
・9日、新型コロナのワクチン接種が進み、新規感染者と死者の増加が3週連続で減少した。集中治療室の高齢者の割合も、コロナ禍の中で初めて3分の1に減った。
・10日、リオ市のマラカナン・スタジアムでサッカーのコパ・アメリカの決勝が行われ、アルゼンチンがブラジル代表を破って、28年ぶり15回目の優勝を果たした。
など・・・
7月8日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・5日、サッカーのコパ・アメリカの準決勝が行われ、ブラジル代表(セレソン)がペルーを1―0で下し、2大会連続で決勝戦に駒を進めた。
・現地紙が、ボルソナロ大統領の前夫人の実妹、アンドレア氏の「自分の兄弟はボルソナロ氏に求められた額の給与キックバックを行わなかったために職員を解雇された」との音声を入手し、報じた。
・6日、コロナ禍議会調査委員会はドミンゲッティ氏の通話記録を公表した。ボルソナロ大統領が不正なワクチン購買交渉を認知していることを思わせる会話内容が含まれており、疑惑が深まっている。
・新型コロナウイルスのペルー型変異株が南米諸国に広がり、WHOが流行の可能性を指摘している。
・7日、コロナ禍議会調査委員会は、ワクチン契約交渉における賄賂要求の容疑をかけられている元保健省ロジスティック局長のロベルト・ジアス氏が、同委員会で虚偽の証言をしたとして逮捕命令を下した。
・サンパウロ州がコロナウイルスの外出自粛規制の緩和を発表し、バーやレストランの営業時間の延長や入場者の制限の緩和が9日から認められることになった。
など・・・
7月5日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・3日、全国300市以上で、ボルソナロ大統領に抗議するデモが行われた。
・5日、ワクチン不正契約疑惑が持たれている米ダヴァティ社とブラジルの福音派団体による地方自治体への高額ワクチン売り込み疑惑が浮上した。
・経済動向予測調査「フォーカス」の今年の国内総生産の成長率予想が5・05%から5・18%に、インフレ予想が5・97%から6・07%にそれぞれ上方修正された。
7月2日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・保健省局長がアストラゼネカ社のワクチン購買交渉の際に、「1回分につき1ドルの賄賂」、累計で
20億レアル分の賄賂を薬品供給企業に請求していたとの告発が行われた。
・金融機関が顧客情報を共有する事で利用できるサービスや商品を増すようにする「オープン・バンキ
ング」構想の実装日程表が発表された。
・ヌーネスサンパウロ市長が、年末の年越し行事や来年のカーニバルなどの大型イベントの再開を示
唆する発言を行った。
・2日、連邦検察庁は、ボルソナロ大統領のワクチン不正契約黙認疑惑に対する捜査開始要請を
最高裁に提出した。
など・・・
「臼田道成のボサノヴァよもやま話」
・ボサノヴァの創始者「「ジョアンと僕」」について
・音楽「Chega de Saudade」
6月28日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・25日、コロナ禍議会調査委員会で、保健省によるコロナワクチン不正契約疑惑に関し、ルイス・ミランダ下院議員兄弟が、保健省内部の賄賂慣行と、ボルソナロ大統領がバロス下院議員の不正関与を認知していたと証言した。
・連邦直轄区で起きた一家4人殺害事件の犯人ラザロ・バルボーザが28日に逮捕された。逮捕時の銃撃戦で負傷し、病院に運ばれたが死亡した。警察は逃亡を助けた人物の割り出しなどを続けている。
・コロナワクチン不正契約疑惑が持たれているリカルド・バロス下院議員に、別のコロナワクチンでも不正契約を行っている疑惑が浮上した。
6月25日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・18日、在ブラジル日本国大使館は、「日本人移民の日」を記念して、ブラジリア中心部の日の丸ライトアップイベントを実施した。
・22日、連邦政府がインド製コロナワクチン、「コバクシン」を、当初提示されていた価格の10倍の値段で購入していた事実が浮上。リカルド・バロス下院議員に不正関与の疑いが浮上している。
・23日、サレス環境相の辞任と、ジョアキン・レイテ氏の後任指名が発表された。サレス氏は違法木材輸出疑惑や環境監視機関の活動妨害などの嫌疑がかけられている。
・23日、サッカーのコパ・アメリカ大会でブラジル対コロンビア戦が行われた。ブラジルが2対1で勝利し、3連勝を飾った。
・24日、コロナ禍議会調査委員会で感染症学の専門家らが、「適切な対策をとっていれば、コロナ死者は40万人少なくて済んだ」との見解を表明した。
など・・・
6月21日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・19日、コロナ死者が50万人の大台に乗った。
・ボルソナロ大統領への抗議デモが国内外、400都市以上で行われた。主催者によると、参加者は75万人に達したという。。
・21日、6月9日に連邦直轄区で起きた一家4人殺害事件の犯人がゴイアス州に逃げ込み、数百人規模の警官が捜索を続けている。
など・・・
6月19日の放送内容
「ニッケイ新聞ヘッドライン」
・15日、WHOが抗マラリア薬「クロロキン」に新型コロナへの治療効果は無いと公表した後も、ボルソナロ大統領がインドのモジ首相に同薬成分を送ることを依頼したり、外務省がインド企業にクロロキンを求めていたことなどがわかった。
・国家電力庁が、過去91年間で最悪の水危機のため、来年は電気料金が最低で5%値上がりするとの見解を表明した。
・16日、中央銀行はインフレや電力危機への懸念から、経済基本金利を大きく引き上げ、2020年2月以来となる年4・25%とした。
・18日、「日本人移民の日」を記念して、菅義偉内閣総理大臣が日系社会へお祝いのメッセージを寄せた。
・ブラジルで開催中のコパ・アメリカで、選手、関係者のコロナウイルス感染が続いている。
など・・・