
※このエピソードは、YouTubeチャンネル「てけしゅん音楽情報」で公開された動画の音声版です。動画版はhttps://youtu.be/-y0FvXpJqyc
ボカロP「ハチ」名義での2ndアルバムにして、2010年代ボカロシーンの金字塔とも言われる名盤『OFFICIAL ORANGE』を徹底分析します。
「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」といった伝説的ヒット曲を含む本作。 なぜこのアルバムは、ボカロ音楽のイメージを覆し、後続のクリエイターにこれほどまでの影響を与えたのか? その秘密を探るべくサウンドを深掘りすると、BUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONといった日本のロックバンドだけでなく、Arctic MonkeysやThe Klaxonsといった2000年代UKインディーロック、さらにはMogwaiやSigur Rós(ムーム)といったポストロックからの影響が色濃く見えてきました。
また、歌詞に見られる「呪文のような言葉遊び」と「退廃的な死の匂い」の同居についても考察。 宮沢賢治への憧憬や、初期の七尾旅人に通じる傷つきやすさが、いかにしてポップな楽曲へと昇華されているのかを語り合います。
米津玄師ファンはもちろん、2010年前後の音楽シーンに関心がある方にとっても発見の多い内容です。移動中や作業用BGMとして、ぜひお楽しみください。