
こんばんは、テレポートレディオ、平野友康です!2024年12月3日、時刻は午後10時10分を回ったところです。今日から2夜連続で、室町~戦国時代を生きた公家、山科言継さんについて掘り下げていきます。第1夜の今回は、彼の人物像と日記解読の挑戦をお届けします。
山科言継ってどんな人? 言継さんは、応仁の乱後の混乱期から戦国時代を駆け抜けた公家で、歌人であり日記作者でもあります。彼が残した「言継卿記」という日記は、当時の京都や社会情勢、文化、家族の生活まで記された超貴重な記録。まさに500年前のトップブロガーです。
AIが挑む山科言継の日記 最近、僕もAIを使って言継さんの日記解読に挑戦しました。膨大な手書きの原文、しかも難解な筆記体や崩し字……。でも、生成AIが10分で解読してくれたんです!
例えば、天文11年3月6日(1542年3月30日)の記録を解析した結果がこちら:
これらを読み解くことで、500年前の日常がリアルに浮かび上がってきます。
京都合宿の準備と未来への架け橋 今回の京都合宿では、この日記を中心に歴史資料をAIで解析し、新しい文化と技術をつなげる試みに挑みます。山科家の協力で、彼の記録が持つ「未来へのヒント」を深掘りしていく予定です。
エンディング 第1夜を通じてわかったのは、山科言継さんが生きた室町時代が、今の私たちと地続きでつながっているということ。次回の第2夜では、言継さんが当時の社会に与えた影響や、現代にどう活かせるかをさらに掘り下げていきます。
それでは最後に、山科言継さんの日記からインスピレーションを得た曲「天文11年3月6日」をお届けします。次回もお楽しみに!