【このポッドキャストについて】
ワンランク上の麻酔科医になれる「#ワンますラジオ」
週3回、10分間で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。
▼出演
松田祐典(麻酔科医)
https://x.com/yusuke_mazda
▼情報発信
Noteで産科麻酔の教科書執筆中
https://note.com/yusuke_mazda
▼参考文献
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001597701.pdf
【このポッドキャストについて】ワンランク上の麻酔科医になれる「#ワンますラジオ」週3回、10分間で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。▼出演松田祐典(麻酔科医)https://x.com/yusuke_mazda▼情報発信Noteで産科麻酔の教科書執筆中https://note.com/yusuke_mazda▼参考文献Maeda A, Mazda Y, Ohara R, et al. Obstetric anesthesia in Japan: an existential crisis in need of an intervention. Int J Obstet Anesth. 2025; 63: 104690.
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毎回10分で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。毎週月・水・金配信。
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▼今回の参考文献
Watanabe K, Sakamaki D, Shiko Y, Kawasaki Y, Noguchi S, Mazda Y. Comparison between neonatal outcomes of labor and delivery with labor neuraxial analgesia and without analgesia: A propensity score-matched study. J Obstet Gynaecol Res. 2023;49:1144-1153.doi:10.1111/jog.15571.
ワンランク上の麻酔科医になれる「#ワンますラジオ」
毎回5分間で、臨床の現場で役立つエビデンスをコンパクトに解説。通勤時間や仕事の合間など、忙しい臨床の「すきま時間」にお聴きいただけるとうれしいです。毎週月・水・金配信。
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▼パーソナリティ
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▼参考文献
Snoek MAJ, van Lemmen MA, van der Schrier R, van Velzen M, Dahan A, Boon M. Recovery of the Acute Hypoxic Ventilatory Response after Reversal of a Minimal Neuromuscular Block: A Randomized Controlled Trial in Healthy, Nonobese Volunteers. Anesthesiology. 2025;143(4):873–882. doi:10.1097/ALN.0000000000005650
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Sakamaki D, Onitsuka K, Mazda Y. Nationwide Characterization of Labor Neuraxial Analgesia Provision in Japan Using a Publicly Accessible Database. Journal of Anesthesia. 2025. DOI : 10.1007/s00540-025-03611-w
🧠 背景
日本では脊髄幹産痛緩和(無痛分娩)は、小規模産科施設を中心に麻酔科専門医ではなく産婦人科医が担当することが多い。母体安全への関心が高まる一方で、麻酔科医の関与実態は明らかでなかった。海外では無痛分娩が麻酔科主導で実施されるのに対し、日本では体制の整備が遅れている。本研究は、厚生労働省の公開データベース「出産なび」を用いて、全国規模で無痛分娩の提供体制と麻酔科医の関与を初めて明らかにした。
🔬 方法
出産なびに登録された2,063施設を対象に横断解析を実施。無痛分娩を提供する837施設のうち、無痛分娩管理責任者が「麻酔科専門医」(Group A)か「産婦人科専門医」(Group O)かで分類した。施設形態や鎮痛法、24時間対応可否などをχ²検定で比較した。
📊 結果
無痛分娩を提供していたのは登録施設の40.6%(837施設)で、解析対象は771施設。うち27.2%のみが麻酔科専門医を無痛分娩管理責任者としていた。Group Aは病院が多く(86.8% vs 30.4%, p<0.001)、CSEAの使用率も高かった(23.7% vs 14.0%, p=0.002)。一方で、24時間対応可能な施設はGroup Aで25.9%とGroup Oの47.1%より有意に低かった。全国的に、24時間いつでも無痛分娩が受けられる施設は全体の13.8%(284施設)にとどまった。
💡 考察
日本の分娩鎮痛は依然として麻酔科主導が少なく、小規模施設を中心に産科主導で運用されている現状が示された。麻酔科主導の施設では技術的多様性が高いが、夜間対応体制が課題である。人員偏在や麻酔科医不足を背景に、現実的な改善策として、地域連携・ローテーション勤務・遠隔麻酔支援などの導入が提案される。制度的には、無痛分娩管理責任者を麻酔科専門医とする明確なルール作りや、標準化された鎮痛プロトコルの整備が求められる。
✅ まとめ
全国的にみて、麻酔科専門医が責任を担う無痛分娩施設はわずか27%であり、24時間対応可能な施設は全体の14%に過ぎない。日本の安全で持続可能な無痛分娩体制の構築には、麻酔科医と産婦人科医の協働を基盤とした人材再配置と遠隔連携モデルの確立が不可欠である。
“In addition, while providing LNA itself does not necessarily require board certification in anesthesiology, the responsible physician should be a board-certified anesthesiologist. In many countries, LNA is performed by anesthesia residents under supervision of board-certified anesthesiologists. Similarly, in Japan, physicians who have acquired sufficient skills through formal anesthesiology training can safely perform the neuraxial procedure itself. However, the ultimate accountability for safety and quality must rest with anesthesiologists. This responsibility should not depend on an individual’s preference or willingness to specialize in obstetric anesthesia but should instead be recognized as an integral professional duty—just as general surgeons are expected to perform appendectomies as part of their scope of practice. Clarifying this distinction between “provider” and “responsible physician” may help establish a realistic and sustainable framework for anesthesiologist involvement in LNA. While regional and logistical barriers exist, a long term strategy to correct structural inequalities in obstetric anesthesia care remains warranted.”
Nielsen MS, Ilkjær FV, Grejs AM, Nielsen AB, Konge L, Brøchner AC. Training and assessment of skills in neuraxial space access: a scoping review of educational approaches to lumbar puncture, epidural anaesthesia, and spinal anaesthesia. Br J Anaesth. 2025;135(4):1026–1037. doi:10.1016/j.bja.2025.06.008.
🧠 背景:
腰椎穿刺や硬膜外麻酔、脊髄幹麻酔といった脊髄腔への手技は、臨床現場で極めて重要なスキルである。しかし、これらの手技は解剖構造の個人差が大きく、失敗や合併症のリスクも高いため、従来の「見て、やって、教わる」方式だけでは十分な習得が難しいとされている。本研究は、これらの脊髄腔アクセス技能をどのように教育・評価しているのかを包括的に整理することを目的とした。
🔬 方法:
スコーピングレビューとして、主要なデータベース(PubMed、Embase、CINAHLなど)を検索し、腰椎穿刺・硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔に関連する教育研究を抽出した。対象は、医学生、研修医、看護師、麻酔科医など医療従事者の教育を扱う英語論文である。シミュレーション教育、評価法、技能獲得の成果などを系統的に整理した。
📊 結果:
合計で約200件の文献が抽出され、最終的に82件がレビューに含まれた。教育手法として最も多かったのは低・中・高忠実度シミュレーターを用いた実技訓練であり、実際の患者に対する初回実施前にトレーニングを行うことで成功率や信頼度が向上することが示されていた。また、客観的構造化評価(OSATS)やチェックリスト評価がしばしば使用され、技能評価の標準化が進んでいた。さらに、超音波ガイド下手技の教育が近年増加しており、手技成功率の改善や手技時間の短縮と関連していた。多くの研究で、シミュレーション教育は経験依存ではなく段階的学習設計(stepwise progression)が有効であると報告されていた。
💡 考察:
シミュレーションを中心とした教育は、脊髄腔アクセスの安全性と習熟度を向上させる強力なツールであることが確認された。一方で、学習成果を臨床成績にどの程度反映できるかについては、まだ一貫したエビデンスが不足している。また、評価方法のばらつきや、教育内容の標準化が十分ではない点も課題として挙げられる。特に、学習者の段階に応じた教育設計や、指導者のトレーニングも今後の焦点である。
✅ まとめ:
脊髄腔アクセス技能の教育には、シミュレーションを活用した段階的な学習と客観的な技能評価が有効であることが明らかとなった。今後は、教育プログラムの標準化と、臨床アウトカムとの関連を明確にする研究が求められる。
🪜 段階的学習の典型的な構成
1. 理論理解(Knowledge)
手技の目的・解剖・合併症などをまず講義や教材で学ぶ。
2. 模擬体験(Simulation / Low-fidelity)
模型やバーチャル環境を使い、針の角度や深さなど基本操作を練習する。
3. 高忠実度トレーニング(High-fidelity simulation)
実際の患者に近い感触を持つシミュレーターで練習し、リアルな環境で判断力を磨く。
4. 評価とフィードバック(Assessment & Feedback)
OSATS(客観的構造化評価)などを用いて、指導者から客観的に評価を受ける。
5. 段階的な臨床導入(Supervised clinical practice)
指導医の監督のもと、実際の患者で少しずつ実践を重ねる。