18歳まで生きたチコの17歳時のデータには、日本人長寿研究でも大注目の「ブラウティア菌」や、若返り成分を作る「エクオール産生菌」が。しかし、最も重要なのは、高齢でもお肉の栄養をしっかり吸収できていたという事実です。犬にとっての重要菌「フソバクテリア」の役割とは?愛犬が最後まで自分の力で栄養を取り込むための、居心地の良い腸内環境の作り方を解説します。
#犬の腸活 #シニア犬 #腸内フローラ #健康長寿 #犬のいる暮らし
最近見つかった、亡き愛犬チコの17歳時の腸内フローラデータ。そこには、腸活の専門家も驚くような「長寿の証」が刻まれていました。1歳で閉まってしまう腸のシャッター。その後に私たちができる唯一にして最大のケアとは何か?後半では、当時の私が無意識に行っていた習慣と、データが示す衝撃の事実をシェアします。
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本シリーズ最終回では、食事や生活習慣を見直しても改善しない愛犬の皮膚トラブルについて、腸以外の場所にある隠れた根本的な原因に焦点を当てて解説しています。皮膚は全身の状態を映す「窓」であり、以下の2つの隠れた原因を特定することが重要です。
内容: ストレスは腸のバリア機能を破壊するだけでなく、不安やストレスを和らげるための常同行動(過度な体舐めなど)として直接的な皮膚トラブルを引き起こす。舐めすぎた部分が二次的な皮膚炎になることもある。
チェックポイント: 舐める行為が特定の時間や状況で起きる場合、心因性の可能性がある。その際は、獣医師に相談し、環境エンリッチメントや行動療法を取り入れる必要がある。
皮膚の健康は全身のホルモンバランスに厳しくコントロールされており、以下の疾患が皮膚の症状として現れる。
甲状腺機能低下症: ホルモン分泌の低下により、毛が薄くなる、フケが増える、皮膚が分厚くなるなどの皮膚の代謝異常が起こる。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群): ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰により、皮膚が薄くなる、お腹の脱毛、石灰沈着、二次感染症などが起こりやすくなる。
肝臓・腎臓の機能低下: 老廃物や毒素が皮膚から排出されようとし、痒みや炎症を引き起こすことがある。
【重要事項】 これらの内臓・ホルモン系のトラブルは自己判断が厳禁であり、食事を変えるだけでは治らない。腸活を続けても改善しない場合や、脱毛・皮膚の質の変化などの症状が見られた場合は、必ず動物病院で血液検査やホルモン検査を受け、原因を特定することが強く推奨されています。
総括として、 愛犬の健康を見守る上で大切なのは、焦らず、愛犬のサインを見逃さず、食事、生活、そして医療の専門家と連携を取りながら、ホリスティックな視点を持ち続けることだと締めくくられています。
1. 慢性的なストレスと心因性行動2. ホルモン疾患と内臓の病気
今回のテーマは、愛犬の腸内環境と皮膚の状態に深く影響を与える「食事以外の毎日の生活習慣」に焦点を当て、ホリスティックなアプローチで健康をサポートする3つの秘訣を解説しています。
腸内細菌はストレスや自律神経の状態に敏感であり、生活習慣を整えることが菌の住処(腸)を快適に保つことにつながります。
水分補給: 腸内の老廃物や毒素の排出を促し、便をスムーズに動かすために不可欠。常に新鮮で清潔な水を提供することが大切。
運動: 適切な運動は血行を良くし、腸のぜん動運動を活発にして便通を改善する。ただし、愛犬の年齢や体力に合わせた適度な運動を心がけ、過度なストレスを避ける。
腸脳相関: 犬も人間と同様に脳と腸が密接に繋がっており、強いストレスは腸のバリア機能低下(リーキーガット)の原因となる。
サインと対策: 過度な体舐め(足先)、頻繁なあくび、震え、分離不安などはストレスのサイン。対策として、食事や散歩の時間を一定にするルーティンを作り安心感を与えることや、静かで落ち着ける**「自分の居場所」**を用意することが有効。
修復機能: 睡眠中に腸の粘膜や細胞を含め、体は日中のダメージを修復する。深い睡眠時に分泌される成長ホルモンは体調回復に不可欠。
環境: 夜間にぐっすり眠れているかを確認し、寝床は暖かすぎず冷たすぎず、体が休まる場所を提供することが重要。
結論として、 腸内環境の改善は短期間では難しく、焦らずに水分、運動、ストレス管理、睡眠の4つの要素を無理なく継続することが、皮膚の健康を取り戻すための最も大切な心構えである
1. 質の良い水分補給と適度な運動2. ストレスを最小限に抑える3. 質の高い睡眠の確保
今回のテーマは、発酵食品を軸とした食事戦略による愛犬の腸内環境改善です。
腸内環境を整える鍵として、プロバイオティクス(善玉菌を補う)とプレバイオティクス(善玉菌を育てる餌)を同時にバランス良く摂ることの重要性を解説しています。
プロバイオティクス(善玉菌そのもの)
役割: 生きたまま腸に届き、腸内細菌のバランスを改善する。
具体例: 無糖のヨーグルト、ケフィア、麹から作られた甘酒・味噌(低塩分・無糖のもの)。麹菌の酵素は消化吸収を助けるメリットもある。
プレバイオティクス(善玉菌の餌)
役割: 主に難消化性の食物繊維やオリゴ糖で、善玉菌の働きを強める短鎖脂肪酸を生み出し、皮膚の炎症抑制にもつながる。
具体例: かぼちゃ、さつまいも、キャベツ、きのこ類、バナナなど、犬に安全で食物繊維が豊富な食材。
特に推奨される最強の組み合わせとして、プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に摂取できる「手作りの無塩発酵野菜」を紹介しています。これは、乳酸菌(プロバイオティクス)と食物繊維(プレバイオティクス)を補給でき、かつ発酵により消化に優しいという大きなメリットがあります。
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愛犬の皮膚の健康を守る鍵となるのは「腸内細菌のバランス」であると前回お話ししました。では、そのバランスが今どうなっているのかを、ご自宅で簡単にチェックする方法はないでしょうか?
答えは、毎日のお散歩で必ず向き合う**「便」**にあります!
今回のエピソードでは、愛犬の便から読み取れる健康情報を徹底解説します。
形と硬さ: バナナ状、トグロを巻けるくらい。ティッシュで掴んでも形が崩れない硬さ。
色: 黄土色から濃い茶色。
臭い: 腐敗臭やツンとする刺激臭がないこと。
コロコロ便・硬すぎる便: 水分不足、悪玉菌が増殖しやすいサイン。
水っぽい下痢・泥状の便: 腸の炎症や「リーキーガット」進行の可能性。
肉やドライフードがそのまま出てくる未消化便: 消化吸収能力の低下。
また、「便」以外にも、頻繁なおならや強い口臭も、腸内環境の乱れを示すサインです。
今日から愛犬の便を「健康からのメッセージ」として観察する習慣をつけ、日々の健康管理に役立てましょう!
前回ご紹介した「腸管-皮膚軸」の考え方をさらに深掘り!今回は、犬の健康にとって**「もう一つの臓器」**とも呼ばれるほど重要な、腸内細菌に焦点を当てます。
犬の腸内には数百兆個もの細菌が住んでおり、彼らは消化・栄養サポート、そして免疫力の維持という重要な仕事を担っています。
この腸内細菌は、「善玉菌」「悪玉菌」、そして環境によってどちらにも味方する**「日和見菌」の3つのグループに分類されます。特に数の多い日和見菌を味方につけるには、腸内という"街"の善玉菌を優勢(理想は2:1:7)**に保つことが極めて重要です。
このバランスが崩れると、有害物質が全身に広がり、皮膚炎やアレルギーといったトラブルが表面化してしまいます。愛犬の皮膚の健康を守るための、腸内細菌のバランスの重要性を徹底解説します。
🐕新シリーズ「犬の皮膚と腸内環境」がスタート!🐕
愛犬の皮膚の痒みや赤み、フケ、繰り返す外耳炎... 表面的なケアだけでは根本改善が難しい皮膚トラブル。その原因は、体の内側、特に**「腸」**にあるかもしれません。
全6回にわたる新シリーズの第1回目は、**「犬の皮膚トラブル、その原因は腸にある?」**と題し、皮膚と腸がどのように影響し合っているのか、その入門編を解説します。
皮膚トラブルの原因は一つではない:アレルギー、ノミ・ダニに加え、ホルモン疾患、ストレス、そして**「腸内環境の乱れ」**など多岐にわたる。
犬の皮膚は「腸の鏡」:腸内環境の状態が、そのまま皮膚という目に見える場所に現れるという意味。
「腸管-皮膚軸」とは?:腸と皮膚が免疫細胞などを介して互いに影響を及ぼし合う、密接な関係を示す考え方。
リーキーガット(腸もれ)と皮膚炎のメカニズム:腸内環境の悪化で腸のバリア機能が壊れると、有害な毒素が漏れ出し(リーキーガット)、全身に**「炎症」**を引き起こす。この炎症が皮膚の痒みや赤みとして現れてしまうのです。
愛犬の皮膚を根本から改善するためには、外側だけでなく「腸内環境を整える」という内側からのアプローチが不可欠です。
**「皮膚の健康は、腸の健康から。」**このキーワードをぜひ覚えて、一緒に愛犬の健康を目指しましょう!
愛犬の皮膚と耳のトラブル、特に多くの飼い主さんが悩む「涙やけ」の根本的な原因に迫りつつ、その改善に役立つ「内側からのケア」を深掘りします。
前回に引き続き、愛犬チコとの思い出をお話しします。今回は、チコが長寿を全うする上で欠かせなかった「お散歩」の習慣について。
15歳で腎臓病になっても、16歳で周りの人を驚かせるほど足腰がしっかりしていた秘訣は、パピーの頃から毎日欠かさず続けていた1時間近くのお散歩と、家の周りの坂道にありました。
17歳を過ぎて足がゆっくりになっても、「自分の足で歩きたい」と抱っこを拒否し、前へ前へと進むチコの姿に、私たちが気づかされた「食」と「運動」の大切さ。
長生きする秘訣は何?と聞かれた時、うまく答えられなかったあの質問に、今ならこう答えます。
「チコが教えてくれたこと、気づかせてくれたこと」。その教えを胸に、もし新しい犬をお迎えする時が来たら、また「20歳」を目指して育てていきたいと思っています。
18年間連れ添ったトイプードルのチコとのお別れから、まもなく1年半。
悲しみに暮れた日々を経て、犬の仕事に携わるようになった今、少しずつ気持ちに変化が出てきました。「今だったらこうする」「次の犬を迎えたい」という前向きな感情と、過去を振り返って気づいた後悔と感謝の気持ち。
今回は、特に愛犬の食事についてのお話です。
散歩デビュー時に出会ったシニア犬の飼い主さんからのアドバイスで知った、キャベツの持つ力。チコの長寿を支えてくれたかもしれない、食材への感謝を語ります。
一方で、シニア期のチコがご飯を食べなくなった時、「食べてよ!」とプレッシャーを与えてしまったことへの反省も包み隠さずお話しします。
ご飯を食べない愛犬を前に、かつての私のように悩む飼い主さんへ。あの時の私に「大丈夫だよ」と声をかけてあげたい。過去の経験から学び、今、私が素直に感じていることをお話しします。
愛犬の食欲がない時、飼い主さんはとても心配になりますよね。今回は、世界的ベストセラー『THE FOREVER DOG』(ロドニー・ハビブ&カレン・ショー・ベッカー著)の知見に基づき、食欲不振の愛犬のためにできる具体的な食事の工夫を掘り下げます。
💡今回のハイライト
【最優先事項】 数日続く食欲不振は必ず獣医師へ相談
【長寿の秘訣】 消化器官への負担を減らし、効率よく栄養を吸収させる食事戦略
【水分と栄養】 手作り食やスープ仕立てで「水分豊富な食事」を実践するメリット
【食欲を引き出す一手】 温かく香りの良い食事が愛犬の胃腸と心を癒す
【腸活の鍵】 腸内環境を整える「発酵食品(プロバイオティクス)」の力
【最高の組み合わせ】 負担の少ない食事 + 発酵食品で消化吸収を徹底サポート!
「水分豊富な食事」と「腸を元気にする発酵食品」というシンプルな知恵が、愛犬を元気で長生きする「フォーエバー・ドッグ」へと導きます。愛情を込めた食事の工夫で、愛犬の健康寿命を伸ばしましょう。
「犬の寿命は、遺伝よりも食事と生活習慣で大きく変わる!」という衝撃的なメッセージを掲げ、世界的なベストセラーとなったロドニー・ハビフとカレン・ショー・ベッカー博士による**『THE FOREVER DOG』**。
今回は、この書籍の核心に基づき、愛犬が病気に負けず、イキイキと長生きするための具体的な秘訣を3つの柱で徹底解説します。
愛犬の健康長寿の鍵は、実は私たち飼い主の手にあります。今日から実践できる「食事」「腸活」「運動と環境」の重要ポイントを押さえて、愛する家族との“最高の時間”を最大限に延ばしましょう!
全年齢共通の基本: 「加工度の低い、多様な食材」を意識する大切さ。
子犬期: 質の高い高タンパク質・高脂質と、人工添加物・保存料の回避。
成犬期: 肥満を防ぐカロリー管理と、細胞の健康を守るオメガ3脂肪酸。食事の「多様性」が腸内環境を整える鍵。
シニア犬期: 筋肉量維持のための消化の良い高品質なタンパク質と、老化ダメージを修復する抗酸化物質(ベリー類、カラフル野菜)。水分補給を促す工夫も忘れずに。
注意点: 腸内環境を荒らす不必要な抗生物質や、ノミ・ダニ予防薬に含まれる殺虫成分の慎重な選択。
実践方法: 善玉菌のエサとなるプレバイオティクス(かぼちゃ、ブロッコリーなど)と、生きた善玉菌であるプロバイオティクス(無糖ヨーグルト、ケフィアなど)をバランス良く摂取。
『THE FOREVER DOG』からの大きな提案: 数週間ごとにフードを変える「ごはんのローテーション」で、腸内細菌に多様性を与えましょう。
運動は「量より質」: ただの散歩だけでなく、ノーズワークや新しい芸など、**頭を使う(認知刺激)**要素を取り入れる。短時間のダッシュとゆったり散歩の組み合わせが効果的。
シニア犬: 関節に負担をかけない水泳などの低負荷運動と、マッサージやストレッチでサポート。
見落としがちな盲点: 愛犬の健康を脅かす家庭内の環境毒素(芳香剤、合成洗剤など)。天然由来の製品を選び、生活空間の質にも配慮することの重要性。
愛犬が体をかきむしる、皮膚が赤い、毛が抜ける…見ていて本当に辛いアレルギーや皮膚のトラブル。その悩みのタネ、実は日々の「食事」が深く関わっているかもしれません。
このエピソードでは、ロドニー・ハビブ氏とカレン・ショー・ベッカー氏の著書『The Forever Dog』に基づき、加工されたドッグフードが引き起こす可能性のある慢性的な炎症と、それを食い止めるための具体的な食事改善法を深掘りします。
なぜ、市販のドッグフードが愛犬のアレルギーの原因になる可能性があるのか?
食物アレルギーの原因を特定する「除去食試験(エリミネーション・ダイエット)」の正しい進め方。(※獣医師との相談が必須です)
アレルギー予防・改善に不可欠な「腸活」の重要性。免疫細胞の7割が存在する腸内環境を整える食事の秘密を徹底解説。
腸内環境をサポートする具体的な食材:発酵食品(ヨーグルト、ケフィア、納豆)やプレバイオティクス(かぼちゃ、サツマイモ、ブロッコリー)の取り入れ方。
長年の皮膚トラブルが劇的に改善した、新鮮な食材中心の食事への切り替え事例。
愛犬の健康は、毎日の食事から作られます。今日から実践できる食事のヒントを得て、愛犬の「かゆい」を「快適」に変えていきましょう!
「本エピソードはロドニー・ハビブ カレン・ショー・ベッカー著 『THE FOREBER DOG』を参考にしています」
このエピソードでは、愛犬の健康を支える「免疫力」の重要性と、その鍵を握る「腸内環境」について掘り下げていきます。
プレバイオティクス(善玉菌のエサになる食物繊維)とプロバイオティクス(乳酸菌などの生きた善玉菌)の働きを解説し、腸内環境を整えるのに役立つヨーグルトや納豆といった具体的な食材の与え方を紹介します。
また、サプリメントの選び方、良質なタンパク質やオメガ3脂肪酸の重要性、そして食事だけでなく適度な運動や十分な睡眠も免疫力アップに欠かせない要素であることをお伝えします。
愛犬の健康を根本から見直したい飼い主さん必聴のエピソードです。
愛犬のご飯、どうしていますか?多くの人が手軽な市販ドッグフードを選んでいると思いますが、「本当にこれでいいのかな?」と感じたことはありませんか?
今回のポッドキャストは、そんな飼い主さんの疑問に答える「愛犬の未来を明るくする発酵手作りごはん」がテーマです。
私たちが知っておきたい市販フードの注意点、特に腸内環境への影響についてお話しします。加工の過程で使われる保存料や添加物が、愛犬の健康の鍵を握る腸内環境を乱してしまう可能性があるのです。腸は「第二の脳」とも言われ、免疫力や消化吸収、さらにはアレルギーや病気にも深く関わっています。
だからこそ、健康な腸内環境を守ることが、愛犬の長寿と元気な毎日の基本になります。
そこで注目したいのが、「発酵」の力です。
手作りごはんの最大のメリットは、食材を自分で選べる安心感です。無添加やオーガニックの肉、新鮮な野菜など、愛犬が口にするものをすべて把握できます。また、食事から自然に水分を補給できる点も大きな魅力です。
しかし、「栄養バランスが難しい」「毎日作るのは大変」という壁にぶつかることも。
そんな手作りごはんの課題を解決してくれるのが、「発酵」です。
発酵には、主に二つの素晴らしいメリットがあります。
栄養吸収を力強くサポート乳酸菌などの微生物が食材を分解してくれるため、消化吸収率がアップします。これによって、食材の栄養を効率よく体に届けることができます。ただし、発酵させるだけで完璧な栄養バランスになるわけではありません。全体の食事バランスを考えながら取り入れることが重要です。
最強の「腸活」になる発酵食品は、腸に直接良質な善玉菌を届け、根本から腸内環境をパワフルに整えてくれます。
また、「発酵」は、一度にまとめて仕込んでおけば、あとは毎日スプーンで取り分けるだけ。手作りの大変さを軽減し、むしろ時短で続けやすいというメリットもあります。
「いきなりすべてを手作りにするのはハードルが高い…」と感じる方は、いつものドッグフードにスプーン一杯の「発酵ごはん」をトッピングすることから始めてみませんか?この小さな一歩が、愛犬の腸内環境をサポートする大きな一歩になります。災害時などにも備え、市販フードと手作り食を併用するスタイルも賢い選択です。
今回のポッドキャストを通じて、愛犬の健康は毎日の食事から作られること、そして「発酵」という知恵をプラスすることで、愛犬の未来がもっと健康で輝くものになるという可能性を感じていただけたら嬉しいです。
愛犬の健康と長生きの鍵は「腸」にあります。犬の免疫システムの約70%は腸に集中しており、腸内環境が全身の健康を直接左右します。
腸内には善玉菌や悪玉菌などが共存しており、このバランスを整え、善玉菌が優位な状態を保つことが非常に重要です。善玉菌が優位な環境は、免疫力を高め、アレルギーなどの炎症反応を抑制する効果も期待できます。
ご家庭で今日から始められる「腸活」のポイントは3つです。
食事: 善玉菌のエサとなる食物繊維(野菜など)を取り入れ、添加物や過剰な糖分・油分は避けましょう。
水分と運動: 新鮮な水を常に飲めるようにし、適度な運動で腸の働きを促しましょう。
ストレス管理: ストレスは腸内環境を乱す大きな要因です。愛犬がリラックスできる穏やかな環境を整えてあげましょう。
そして、最も大切な習慣が「毎日の便の観察」です。便は腸の状態を映す「健康のバロメーター」。適度な硬さで強い悪臭がないのが理想です。軟便やいつもと違う臭いが続く場合は、腸の不調のサインかもしれません。まずは食事内容を見直し、改善しない場合は獣医師に相談しましょう。日々の少しの心がけが、愛犬の未来の健康に繋がります。
タイトル説明
犬との充実した生活のためには、適切な栄養が欠かせません。本エピソードでは、「犬の健康的な食生活」について、特に食事が犬の寿命に与える影響を掘り下げます。最近の研究により、新鮮な手作り食やローフードを与える犬が、市販のドッグフードのみを食べる犬より約3年長生きする傾向があることが示されています。
市販のドッグフードは便利ですが、加工過程で栄養が損なわれることがあるため、手作りごはんで新鮮な素材を利用することが、免疫力向上や病気予防に繋がります。特にシニア犬にとっての栄養管理の重要性や抗炎症成分についても触れます。
具体的な食事見直しの方法として、新鮮な肉、魚、野菜をバランスよく取り入れること、また家族の食事からは塩分や味付けの強いものを避け、愛犬の年齢や体調に合わせて適正な栄養を提供することが大切です。
このエピソードが、愛犬との食生活を見直す良いきっかけとなることを願っています。ぜひお聴きください!
今回のポッドキャストは、愛犬の健康を考える飼い主さんたちが抱える、発酵食品に関する素朴な疑問にQ&A形式で答えていきます。
「毎日あげた方がいい?」「子犬やシニア犬でも大丈夫?」 といった基本的な質問から、「冷凍しても効果は変わらない?」「もし愛犬が嫌がったら?」 といった実践的な疑問まで、幅広く解説。
愛犬の腸内環境を整え、健康維持に役立つ発酵食品ですが、与え方や保存方法、選び方にはいくつかポイントがあります。このエピソードでは、専門的な知識がない方でも分かりやすいように、それぞれの質問に丁寧に答え、発酵食品を無理なく、そして楽しく愛犬の生活に取り入れるヒントをお届けします。
人間と同じように、愛犬の健康も「腸」から始まります。このエピソードを聴いて、愛犬との食事の時間が、より豊かで楽しいものになることを願っています。
【Q&Aトピック一覧】
毎日、発酵食品をあげた方がいいですか?
発酵食品に含まれる良い菌を毎日少しずつ摂ることで、腸内環境を良い状態でキープできます。可能であれば毎日、難しい場合は週に数回でも大丈夫。大切なのは「続けること」です。無理のない範囲で、楽しみながら続けてみましょう。
発酵食品は、子犬やシニア犬にもあげても大丈夫ですか?
基本的には大丈夫です。子犬の腸内環境を整えたり、シニア犬の消化吸収をサポートしたりする効果が期待できます。ただし、どちらも消化機能がデリケートなため、必ずごく少量から始め、体調の変化がないか注意深く観察してください。心配な場合は、かかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。
発酵食品を冷凍して保存しても、効果は変わりませんか?
冷凍すると菌は「休眠」状態に入りますが、死んでしまうわけではありません。解凍すれば再び活動を再開するため、菌の働きという点ではほぼ効果は変わりません。小分けにして冷凍保存しておくと便利です。ただし、冷凍・解凍の過程で風味や食感が少し変わることがあるので、その点はご了承ください。
もし犬が発酵食品を嫌がったら、どうしたらいいですか?
無理に食べさせようとせず、他の種類の発酵食品を試してみましょう。ヨーグルトが苦手なら甘酒や納豆など、愛犬が好むものを見つけてあげてください。また、いつものご飯にごく少量ずつ混ぜて、気づかれないように与えるのも効果的です。大切なのは、飼い主さんが楽しく続けること、そして愛犬がストレスなく健康になることです。
人間用の発酵食品でも、犬にあげても大丈夫ですか?
基本的には大丈夫ですが、大前提として**「味付けがされていないもの」**を選んでください。砂糖や塩などが添加されたものは避け、プレーンヨーグルトや米麹と水だけで作った甘酒、無添加の納豆など、シンプルなものを選びましょう。また、犬が食べてはいけない食材が含まれていないか、原材料をしっかり確認することが重要です。
このエピソードを通して、発酵食品が愛犬の健康づくりに役立つだけでなく、食事の時間をさらに豊かにするきっかけになれば幸いです。小さな疑問も解決することで、発酵食品を続けるモチベーションにつながります。これからも、愛犬と飼い主さんが心も体も健康でいられるような情報を発信していきますね
今回は、先日訪れた石川県金沢での特別な体験と、そこで知った胸を締め付けられるような現状についてお話ししたいと思います。
私は先日、麹や発酵食品好きにはたまらない「ヤマト醤油味噌」さんを訪れる機会がありました。そこで耳にしたのは、昨年1月に発生した能登半島地震で甚大な被害を受けた、能登地方の伝統的な魚醤「いしる(いしり)」の現状でした。
「いしる」をご存知でしょうか?イワシやイカを塩と一緒にじっくりと発酵させて作る、能登に古くから伝わる魚醤です。秋田のしょっつる、香川のいかなご醤油と並び、日本三大魚醤の一つに数えられ、能登の家庭には欠かせない調味料として親しまれています。
ヤマト醤油味噌さんは、この伝統的な「いしる」を製造・販売している会社の一つです。今回、特別に試飲させていただいた「いしる醤油だし」は、いしるにヤマト醤油味噌さん自慢の醤油とだしをブレンドした絶品で、魚醤特有のクセが抑えられ、感動するほどの美味しさでした。自宅で卵かけご飯に使ってみたのですが、ご飯が何杯でもいけてしまうほどでしたよ!能登地方では、このいしるを使った「いしる鍋」をはじめ、煮物や和え物など、様々な郷土料理が楽しまれています。
しかし、2024年1月の能登半島地震で、この大切な「いしる」の製造設備は大きな被害を受けました。製造タンクが倒壊・破損し、中身が流出したり、施設が機能不全に陥ったりと、壊滅的な状況に。ヤマト醤油味噌さんのお話では、「いしる」は現在ある在庫限りで一時販売を休止し、再生産には1年単位の長い時間が必要になるそうです。それほどまでに、手間ひまをかけて発酵と熟成を重ねる、貴重な調味料なのです。
売店で見た、残りわずかな人気商品を見て、地震の被害の大きさを肌で感じました。発酵の魅力を伝える私にとって、この伝統の味が失われるかもしれないという現実に、胸が締め付けられる思いでした。
しかし、同時に、社員の方々が「必ず復活させたい」と前向きに語ってくださる姿に、強い希望を感じました。発酵文化は、長い時間、人の手、そして自然の力によって育まれるものです。だからこそ、この「いしる」という能登の伝統を、私たちもできる形で支えていけたらと強く思います。
この放送を聴いて、「応援したい」「伝統の味を知りたい」と感じた方は、ぜひ「ヤマト醤油味噌」さんのホームページを訪れてみてください。また、今手に入るいしるを味わってみることも、支援の一つになるかもしれません。
今日の話が、発酵という素晴らしい文化を通して、誰かと繋がり、未来へと繋がるきっかけになれば嬉しいです。