日本第一号の地ビール「エチゴビール」で工場長を務める佐々木さん。大手ビールメーカーで長年品質と向き合ってきた彼は、やがてクラフトの世界へと飛び込みました。
地ビールブームから現在に至るまで、その変化を最前線で見つめてきた視点から、「本当においしい」一杯をどう形にしようとしているのか。
設備の規模差、品質管理、出荷のスピード、そして市場の未来……大手とクラフトの両方を知る佐々木さんだからこその視点で、ビールづくりのこれからに迫ります。
オトモニ6周年、そして Brewtope1周年。
2つの節目が重なるタイミングで誕生した、特別なコラボレーションビール。今回の番外編では、Far Yeast Brewing × Brewtope のコラボによって生まれた、「2つの特別なビール」の誕生秘話をお届けします。
Far Yeast Brewing 醸造マネージャー・富田さんの理系的探究心と感性、そして Brewtope ブランドマネージャー・藤本さんの想いを形にする力と遊び心。それらが交わり、ひとつの科学反応が生まれました。2人のクリエイティビティが思いっきり発揮された、チャレンジングで遊び心あふれるビール。その奥に込められたストーリーをお楽しみください。
日本のクラフトビール黎明期から、業界の歩みを見つめてきた Far Yeast Brewing 山田さん。
IT業界からの転身、そして山梨・小菅村での再出発。 地域の人々と関係を築き、地元の素材を活かした土地に根ざすブランドと、世界を舞台に認められたブランドの両方を展開し、数々の国際的な賞を受賞しています。そんな彼が語る、クラフトビールのこれまでとこれからとは——。
クラフトビールの歩みと、これからの可能性を知ることができる回です。
伝統に縛られず、流行に流されない
神奈川県茅ケ崎市にある「Passific Brewing」オーナーブルワー、大庭さんにお話を伺いました。
Passific Brewingの醸造哲学は「歴史に学び、現代を生きる」。
ビールを愛し、手仕事で生み出す一杯には、過去の知恵と現代の感覚が絶妙に溶け合っています。
キーワードは「愛と手仕事」「歴史と自由」、そして「本質を大切にするビール作り」。彼らが大切にするクラフトビールの魅力を、ぜひ耳で感じてください。
感覚を信じ、世界一のクラフトビールをつくる——。
今回は、埼玉・ときがわ町のブルワリー「Teenage Brewing」代表、森さんにお話を伺いました。すい星のごとく登場し、たちまち話題となったTeenage Brewing。音楽家としてキャリアを築いてきた彼が、なぜ今、クラフトビールの世界で注目を集めているのでしょうか?
人生をかけるに値するものを模索し続け、辿り着いたのがクラフトビール。世界一を目指し、表現者としての活動を続けるその姿勢には、一貫した哲学があります。
キーワードは「感覚とロジックの融合」、そして「音楽とクラフトビールの共通点」。
音楽からビールへと軸足を移した理由、そしてその過程で見えてきたものとは——?
音楽とは、耳に入るすべての音。
今回は、収録中に背景から聴こえる“音”にも、ぜひ耳を澄ませてみてください。
#38 番外編は、岡山県の六島浜醸造所と香川県小豆島のまめまめびーる、二つの離島クラフトビール醸造所が集結です。
ビールを片手に、ゆるくも熱く語り合う今回は、島で暮らし、島の素材と向き合いながら紡いできた二人のブルワーの人生とビール造りのリアルな物語。
クラフトビールがただの飲み物ではなく、島の灯台となり、人と人を繋ぐ存在であること。 そして、島と人生が紡ぎ出す唯一無二の味わいに迫ります。
ぜひ、島の風を感じながらお聴きください。
岡山県最南端、人口わずか40人の小さな離島・六島。豊かな自然と温かな人々の暮らし、伝統文化が息づくこの島の魅力をビールに込め、全国へ発信するのが六島浜醸造所です。
今回は、島に惹かれ移住し、島の風景や文化をビールで表現するブルワーの井関さんにお話をお伺いいたしました。島の輝きと伝統を未来へつなぐ、その熱い想いに迫ります。
28年間、ひたすらに酵母と向き合い、誰も挑んだことのないビール造りを追求してきた「酵母の魔術師」こと、カマドブリュワリー・丹羽智さん。
日本で初めて“自然酵母”による発酵に成功し、14度のバーレイワインを生み出すなど、クラフトビールの限界を押し広げてきたその軌跡は、まさに挑戦の連続。
「誰もやっていないことをやりたい」
「終わりのない世界に足を踏み入れたい」
そんな好奇心が、唯一無二の味と感動を生み出してきました。今回のエピソードでは、彼のクラフトビール哲学、酵母との向き合い方、そして弟子たちに伝える“オンリーワン”の心得まで。ビールを飲む人も、つくる人も必聴の配信回です。
岐阜県白川町。美しい水と豊かな自然に囲まれたこの里山に、農園から生まれたクラフトビール「農LAND BEER」があります。今回のゲストは、その代表児島さん。エンジニアから有機農業家へと転身し、自然と調和する暮らしを求めてこの地に移住した彼は、「地域に根ざしたビール」で未来を醸そうとしています。
カマドでの修行、白川茶を使った“お茶のエール三姉妹”、椎茸の「だしエール」など、素材や土地の魅力を活かしたユニークな醸造ストーリー。さらに、クラフトビールを軸に生まれたコミュニティや、滞在型の里山観光、サウナとのコラボ構想まで——。
「ここにしかない風景と、ここにしかない味」
地域の課題を魅力に変える、児島さんのビジョンと実践に触れる回です。
今回は、岡山県早島町にある「KURASHIKI BREWING COMPANY」のブルワー赤城さんにお話をお伺いしました。
同社のクラフトビールブランド「OKAYAMA JIMOTO BEER 086®」は、岡山の市外局番「086」を冠し、地域の特徴や風土をビールで表現しています。
おしぼりメーカーが、飲食業界や地域を盛り上げたいという想いからブルワリーを立ち上げた経緯や、赤城さんのオーストラリア留学時代に培ったビール愛、そして徹底した品質管理へのこだわりなど、ビールづくりの裏側や地域密着の姿勢についてじっくりお話を伺いました。
岡山の各エリアの特徴をビールでガイドする「086」シリーズの魅力を、ぜひお楽しみください。
今回は、長野県東御市にあるOH!LA!HO BEERのヘッドブルワーの山越さんと、マーケティングの高玉さんにお話をお伺いいたしました。
クラフトビール黎明期である、1996年からビールを造り続けているOH!LA!HO BEER。長野県東御市の方言で「私たち」「私たちの地域」を意味する「オラホ」を名前に持つこのブルワリーは、地域に密着したビール造りを行っています。
日本全国、そして海外へと広く展開していく中で、どのように品質を磨き続けてきたのか。そして、理屈と情熱があれば誰でもチャレンジできる環境とはどのようなものなのか――おいしいビールを生み出し続けるブルワリーの、情熱と覚悟を知ることができる配信回です。
東京農業大学世田谷キャンパスにて、2025年5月24日・25日に開催された「農大ビアフェス2025 in 世田谷」。
卒業生ブルワーが一堂に会し、キャンパス内芝生広場をビアフェス仕様に彩るユニークな現場から「BREWER’S HIGH47」の特別公開収録の様子をお届けします。
味覚と知識が交錯した30分。クラフトビール初心者から愛好者までを巻き込み、農大ならではの知的好奇心と地域的絆が息づく、ここでしか聴けないエピソードをお楽しみに。
東京農業大学世田谷キャンパスにて、2025年5月24日・25日に開催された「農大ビアフェス2025 in 世田谷」。
卒業生ブルワーが一堂に会し、キャンパス内芝生広場をビアフェス仕様に彩るユニークな現場から「BREWER’S HIGH47」の特別公開収録の様子をお届けします。
味覚と知識が交錯した30分。クラフトビール初心者から愛好者までを巻き込み、農大ならではの知的好奇心と地域的絆が息づく、ここでしか聴けないエピソードをお楽しみに。
今回は東京・池袋にあるCYCAD Brewingの代表でありヘッドブルワーの藤浦さんにお話をお伺いしました。
藤浦さんは、アメリカのホームブリューイング大会における、日本人唯一の受賞者。クラフトビールの聖地と呼ばれる「ウォータリングホール」のオーナーでもあります。
そんな藤浦さんが語ってくれたのは、アメリカのクラフトビールムーブメント、そして日本のクラフトビール黎明期からの歴史。
経験豊富なブルワーが見つめてきた、クラフトビール文化の移り変わりとは。そしてそんなレジェンドが造るクラフトビールとは……
クラフトビールの過去・現在をよりリアルに深く知ることができる配信回です。
東京農業大学世田谷キャンパスにて、2025年5月24日・25日に開催された「農大ビアフェス2025 in 世田谷」。
卒業生ブルワーが一堂に会し、キャンパス内芝生広場をビアフェス仕様に彩るユニークな現場から「BREWER’S HIGH47」の特別公開収録の様子をお届けします。
味覚と知識が交錯した30分。クラフトビール初心者から愛好者までを巻き込み、農大ならではの知的好奇心と地域的絆が息づく、ここでしか聴けないエピソードをお楽しみに。
今回は、東京・東十条にあるブルワリー「Let’s Beer Works」を訪ね、代表の阿川さんとヘッドブルワーのティムさんにお話をうかがいました。
「Let’s Beer Works」は全員が醸造技術を持つ、クラフトビール大好きな6人が立ち上げたブルワリー。その誕生ストーリーから、遊び心あふれるものづくりまでたっぷりと語っていただきました。
ブルワーそれぞれが、自分の感性をフルに発揮。 “造りたいビール”を自由に表現し、名前やビール紹介文までも手掛けています。彼らの人気銘柄「ニ゙ャ」や「UMM HMM ンー フー」「Sleeping Tiger」のネーミング秘話には思わずにっこりしてしまうこと、間違いなし。 仲間たちの和気あいあいとした雰囲気と、遊び心と技術が融合した「Let’s Beer Works」の世界を、ぜひお楽しみください
今回は、神奈川県・三浦市の「三浦ブルワリー」代表・小松さんをゲストにお迎えします。
ウィンドサーフィンやマグロ文化で知られるこの街で、小松さんは「海から上がった瞬間に飲みたくなるビール」を追求。
マグロに合うアンバーエールや、170個のメロンを手絞りで仕込んだビールまで、地域と季節の“風景“に合わせたビール造りが光ります。
元金融業界(マスターカード副代表!)から一転、なぜクラフトビールの世界に?ブルワリー立ち上げの背景には、地域活性化×クラフト文化の可能性への本気の挑戦がありました。
「綺麗なビール」をつくる理由、醸造スタイルの哲学、マーケットを育てる視点まで──三浦の海風が香るような、奥深くてやさしい対談です。どうぞ、お楽しみください🍺
【出演(敬称略)】
三浦ブルワリー:https://miura-brewery.com/
今回は、北海道・札幌のまち角に“光”をともす〈StreetLight Brewing〉さんの回です。ゲストは、札幌市役所で地域イベントを手がけ、ハスカップ復興ビールを機にクラフトの世界へ飛び込んだ “ビール王子” こと宮口さん。――行政、インフルエンサー、そしてブルワリーの運営へと変遷した異色のキャリアは、「クラフトビールを広めたい」「クラフトビールを通じて人が集う場所をつくりたい」という情熱から参加されました。大規模設備を導入してでも“北海道から全国へ”届けるスケール感、タップルームで直接魅力を伝える透明度、そして〈コピーライター/デザイナー×ブルワー×タップルームマネージャー〉の三位一体チームで、クラフトと大手の垣根を越えた“第三の選択肢”を提案しています。―――――〖出演(敬称略)〗 StreetLight Brewing 宮口https://shop.streetlight.jp/
今回は、タンチョウが舞う、人口約2400人(令和7年4月末時点)の北海道・鶴居村にある、旧小学校を改装したブルワリー〈Brasserie Knot〉さんの回です。
COEDO「毬花」を造り、うしとらや忽布古丹醸造の立ち上げを経験し、今でもなお多くのブルワーの醸造技術支援を行う植竹さん。
確かな味わいでクラフトビール好きからも人気を集め続け、クラフトビールを“文化”へ醸し替える実験を続けています。
「まだクラフトを知らない人こそ届けたい」と人口の少ない土地を選びながら、理系の実験精神と“ビールの学校”という教育視点で、人も地域も育てる――その高い視座と驚くほど謙虚な語り口に、クラフトビールの未来が見えてくる一時間になりました。
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【出演(敬称略)】
Brasserie Knot
代表取締役 植竹
今回は千葉・舞浜の商業施設〈イクスピアリ〉内で醸造を続ける ハーヴェストムーン さん。
ゲストはブルワーに転身し、2022年ワールドビアカップ〈ピルスナー部門〉で金賞を掴んだ 園田さん です。
「数値は信じる、でも頼りきらない」「ゴミに気づいたら拾う」。そんな “いつもと違う”に気づく丁寧さ が、未経験者を世界一へと押し上げました。
マスタービアジャッジの客観的視点を持ちながら自らを磨き続けた軌跡をお聞きしました。
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【出演(敬称略)】ブルーマスター: 園田https://www.ikspiari.com/harvestmoon/