沈黙。それは、この映画が25年間積み重ねてきた時間そのものです。第35回では、ドキュメンタリー映画『どうすればよかったか』を題材に、統合失調症を発症した姉と、その家族の歩みを精神科医の視点から読み解きます。長期に及んだ未治療期間(DUP)がもたらした影響、専門医療につながらなかった背景、そして親が示した「見守る力」。3か月の入院治療によって訪れた静かな変化と、「二重見当識」とともにある回復も解説します。正解のない問いに向き合い続けることの意味を考えます。
今回は精神科医マリモによる単独配信です。2025年5月に始まった「歴史から学ぶ精神科ラジオ」は、配信8か月を迎えました。なぜ55歳で音声発信に挑戦したのか。その原点には、朝日新聞ポッドキャストとの出会いと、「精神医学のリテラシー」を社会に届けたいという強い思いがありました。学びの場としてのポッドキャスト、滝乃川学園の見学やリスナーからのお便り、AI活用や編集の葛藤まで。発信を続ける中で得た気づきと成長を、率直に語ります。
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クロルプロマジンがもたらした精神科医療の安定と専門職の確立を振り返りながら、薬物療法と並んで重要な「言葉」や「体験」、そして「対話」による支援の力を語ります。最新の脳科学は、言葉や人との関係が脳の働きを実際に変えることを示しつつあります。福祉現場で実践される本人参加の対話や、オープンダイアローグ的アプローチ、疑似体験研修の意義を通して、支援の質がどのように進化しているのかを考えます。
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奇跡と呼ばれた一錠の薬は、精神科医療の風景を根底から書き換えました。
第32回では、初の抗精神病薬クロルプロマジンが、発見後に病棟、看護、医療制度、そして社会そのものに与えた影響をたどります。功績をめぐる医師たちの対立、静寂を取り戻した病棟と「薬の管理人」へと変化した看護の役割、脱施設化と製薬産業の拡大、ドーパミン仮説の成立と限界。さらに現代医療の三本柱と、脳科学が裏づける「言葉と環境」の力までを、歴史と臨床の視点から掘り下げます。
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大胆な発想が医療を変える。
第31回「歴史から学ぶ精神科ラジオ」では、初の抗精神病薬クロルプロマジン誕生をめぐる、外科医アンリ・ラボリと精神科医ジャン・ドレーの物語を紐解きます。麻酔研究の副産物として生まれた“心を静める作用”が、重度精神疾患治療に道を開き、病院の風景と看護の役割を一変させました。二人の洞察と実験が築いた精神医療の転換点に迫ります。
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飢える病院、乱用される拘束、治療なき時代——そんな極限の環境から精神医療の革命は生まれました。
第30回では、初の抗精神病薬クロルプロマジンがどのように誕生し、20世紀の医療の地図を塗り替えたのかを専門医が解説します。ナチス占領下で4万人が餓死した精神科病院の現実、共同体運営で危機を乗り越えたサン・アルバンの奇跡、そして薬の登場がもたらした劇的な変化を、多角的に読み解きます。
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目の前の“生きづらさ”にどう寄り添うのか——その核心に迫る回です。
第29回では、日本の知的障害支援の原点を作った石井亮一・筆子夫妻を手がかりに、現代の福祉が抱える課題と可能性を語り合います。精神科医と福祉支援者が、病気と障害の違い、グレーゾーンの難しさ、そしてAIが支援の“新しい眼鏡”となり得る未来を探ります。
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歴史の陰に埋もれた“粘り強い闘い”に光を当てます。第28回では、日本初の知的障害児施設・滝乃川学園が昭和初期に直面した財政難、戦時の混乱、国際情勢の悪化など、過酷な現実を掘り下げます。創設者・石井亮一の死後、75歳で園長を引き受けた筆子は、車椅子の生活となりながらも約8年間学園を支え続けました。やがて学園は戦後の福祉制度の中で再生し、日本の知的障害児教育の礎となっていきます。
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燃えさかる炎の中、子どもを救うために身を投げた一人の女性がいました——石井筆子。
第27回「歴史から学ぶ精神科ラジオ」では、日本初の知的障害児施設「滝野川学園」を支えた石井亮一・筆子夫妻の後半生を描きます。火災の悲劇、貞明皇后と渋沢栄一の支援、そして富裕層が支えた教育現場の現実。教育への情熱と「恵みをもらっている」という哲学が、いかに絶望の中で学園を再生へと導いたのかを紐解きます。
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光の届かぬ場所に、小さな灯をともした夫婦がいました。明治の教育制度から排除されていた知的障害児に、学びの場を開いた石井亮一と筆子。二人が運営した滝乃川学園は、教育・看護・労働を一体化した革新的な施設でした。偏見と闘いながらも、信仰と理想を支えに歩み続けたその軌跡は、日本の障害児教育と福祉の原点となりました。
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明治の若きエリートが、すべてを捨てて「知的障害児の教育」に人生を捧げた——。
今回は日本初の知的障害者施設「滝乃川学園」を創設した石井亮一と筆子夫妻の前半生をたどります。震災孤児の救済、アメリカ留学、ヘレン・ケラーとの出会い、そして反対を押し切った愛と献身。信仰に支えられた二人の原点を描きます。
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華やかな鹿鳴館の社交界を駆け抜けた才媛が、やがて日本の福祉を切り拓く先駆者となった――。
明治の上流階級に生まれ、津田梅子らと共に教育の最前線を歩んだ石井筆子。しかしその道のりは、三度の喪失と、障害児の母としての苦悩に彩られていました。第24回では、筆子の前半生に焦点を当て、華と痛みが交錯する人生の軌跡と、福祉への情熱が芽生える瞬間をたどります。
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「ピアノの音が語る物語」——日本福祉の原点となった滝乃川学園には、石井亮一・筆子夫妻の情熱と信念が息づいています。明治期に日本初の知的障害者施設を創設した二人の足跡、皇室との深い縁、防災建築へのこだわり、そして「天使のピアノ」。本番組では、差別と闘い、個別支援の重要性を先駆的に実践した石井夫妻の思想と、その遺産を現代の支援のあり方とともに語ります。
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心の奥に残る“見えない痛み”は、時に年月を超えて語り出します。
第21回の「歴史から学ぶ精神科ラジオ」では、安克昌著『心の傷を癒すということ』を手がかりに、震災・戦争・トラウマの歴史を語り合います。阪神・淡路大震災や東日本大震災の記憶、心のケアチームの体験、衛生兵だった祖父の沈黙──。心の傷の「長期化」と「ハネムーン期」という現象から、癒しとは何かを問いかけます。(雑談回)
【チャリティ・オンライン配信】心の傷を癒やすということ
https://note.com/kokoroiyasu_mov/n/n000ce318bc24
(能登地震のご寄付とともに視聴しましょう)
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心の傷はいつ病になったのか。 紀元前の記録から「鉄道脊椎」、ベトナム戦争とDSM-III、ICD-11のC-PTSDまでを一気に縦断。日本では阪神・淡路、東日本大震災を経てDPATが整備。精神科の戸惑いと利害の影、そして回復を支える「社会の余裕」と日頃のつながりを、現場の声で描きます。
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衝撃的な問い――「なぜ私は生き残ったのか?」。 第20回の「歴史から学ぶ精神科ラジオ」では、精神科医・安克昌先生の著書『心の傷を癒すということ』を手がかりに、震災後の長期的な心の支援と、臨床家が果たすべき「佇む」姿勢について考えます。政策から隣人の気遣いまで広がる心のケアの次元、そして「誰も一人ぼっちにしない」ために必要な社会の品格を深掘りしていきます。
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衝撃——阪神・淡路大震災の只中で、精神科医・安克昌は何を見て、どう寄り添ったのか。『心の傷を癒すということ』を手がかりに、PTSDの本質、治療、そして臨床・組織・学術の三つの力を辿る。NHKドラマ/映画の裏側や症例Jも解説。安全な場と時間、信頼する他者の重要性、トリガーへの注意、回復の道のりを、臨床家の視点で具体的に語る。聴く人へのセルフケアのヒントも提示。必聴回です。
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暴かれる“安全神話”。クロラールを起点に製薬企業の台頭と依存の連鎖を読み解きます。19世紀の睡眠薬から現代のオピオイド危機、大麻まで。薬が救命と利益のはざまで持つ光と影、企業責任、そして「依存症は脳の病」という視点から、賢い付き合い方を具体例と共に考えます。精神科専門医が、歴史と臨床の両面から解説。処方の注意点も紹介。企業と社会の責任も問います。(アフタートーク付き)
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「安全神話」の崩壊!
人類初の睡眠薬クロラールの光と影に迫ります。19世紀には「安全で依存しない」と宣伝されながら、実際には強い依存性と致死量の近さが明らかになり、自殺や中毒死が相次ぎました。科学者ジョン・ティンダルや作家モーパッサンもその犠牲者。クロラールの歴史は、薬がもたらす恩恵と危険性をどう両立させるかという現代への教訓を語っています。
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衝撃の「眠りの革命」!
人類初の合成睡眠薬「クロラール」を取り上げます。19世紀、科学が宗教と対峙しながら誕生したこの薬は、精神病院の治療や都市生活に大きな影響を与えました。光の部分として画期的な効果をもたらしつつ、影の部分として依存や副作用の問題も浮き彫りに。現代社会で薬とどう向き合うべきかを考えます。
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